北方領土ノート 択捉元島民2世ら「後継者の会」 北方領土、記憶継承へ 北方領土・択捉島の元島民2世らが10日、島の記憶継承を目的とする団体「択捉島後継者の会『しるし』」を設立し、札幌市で総会を開いた。元島民が高齢化する中、2世や3世が中心となって活動を活性化させる狙いがある。(共同通信2024/3/10) 設... 2024.03.11 北方領土ノート北方領土遺産
北方領土ノート 流氷びっしり 国後くっきり 標津に接岸 歯舞群島多楽島出身の元島民、福沢英雄さんが撮った国後島と流氷の写真が掲載されていました。【標津】町内で29日、流氷が接岸して重なり合い、芸術作品のような様子を国後島とともに望める絶景になった。晴天にも恵まれ、観光客らは写真撮影などを楽しんだ... 2024.03.09 北方領土ノート
北方領土ノート 納沙布岬の北方領土返還運動啓発施設「望郷の家」改修が必要 根室市 国に整備要望継続 根室市議会2月定例月議会は7日、代表質問を行った。納沙布岬にある市の北方領土返還運動啓発施設「望郷の家」について、石垣雅敏市長は「施設の老朽化が進み、改修が今後必要になると認識している」と述べた。望郷の家は1972年の建築から50年以上が経... 2024.03.08 北方領土ノート
北方領土ノート 道HPの元島民インタビュー動画、英語字幕版で海外発信 【根室】道北方領土対策根室地域本部は、道ホームページ(HP)で公開している北方四島の元島民のインタビュー動画集「北方領土の元島民の想いマップ」の英語字幕入り版を制作した。これまでは日本語字幕だけだった。英訳を付けることで海外への発信力を高め... 2024.03.08 北方領土ノート
ビザなし渡航 北方領土墓参再開「法的な検討必要」 反ロ路線なら対話復帰困難 駐日ロシア大使書面インタビュー ロシアの新しい駐日大使ニコライ・ノズドレフ氏(52)が北海道新聞の書面インタビューに答えた。ロシアのウクライナでの「特別軍事作戦」の開始後、日ロ政府間の関係が悪化した現状にいて「日本政府が反ロシア路線をやめない限り、本格的な対話に復帰するこ... 2024.03.05 ビザなし渡航北方領土ノート
北方領土ノート 北方領土の生活、映像で追体験 東京の主権展示館 新年度リニューアル 政府は2024年度、北方領土など領土問題に関する日本の立場を発信する「領土・主権展示館」(東京・千代田区)をリニューアルする。かつて日本人が島で暮らした様子などを映像で追体験できるプロジェクションマッピングの導入が柱。文字情報中心の従来の展... 2024.03.04 北方領土ノート
北方領土ノート 根室・花咲港のロシア人船員案内所を閉鎖 根室市が3月末で 根室市は1日、花咲港に上陸するロシア人船員向けの案内所「市インフォメーションセンター」(花咲港)を3月末で閉館すると発表した。冷戦終結後の1992年8月に開設した施設で、ロシア語を話す職員が常駐し、買い物などの相談に応じてきた。日ロ交流を3... 2024.03.02 北方領土ノート
北方領土ノート ロシア語で誘われ食べた白いパン 島を訪れ知った「ふるさと」の意味 元島民は語る 1世がみた北方領土 第5回 択捉島の中心部に位置する紗那。そこで暮らした6歳までのおぼろげな記憶のなか、天野瑠美子さん(82)には鮮明に思い出す言葉がある。 「マリンキ イジスダ」(小さい子、いらっしゃい) 父親がロシア人夫婦に貸していた隣家から流れてくる甘い香りに誘... 2024.03.01 北方領土ノート
北方領土ノート ふるさと国後島の所有地は紙切れ1枚に 樺太の収容所で見たものは 事元島民は語る 1世がみた北方領土 第4回 国後島(くなしりとう)の東海岸を航行する船から、雪の残る頂が見えてきた。爺爺岳(ちゃちゃだけ、標高1822メートル)だ。 「私にとって心の支えのような存在。故郷に戻ってきたという実感がわきました」 2000年6月、木元護さん(86)=北海道... 2024.03.01 北方領土ノート
北方領土ノート 遥かなる択捉島、また土を踏みたい 少女時代の景色は跡形がなくても 元島民は語る 1世がみた北方領土 第3回 桜が咲くのは6月。8月上旬になるとハマナスの群生が満開になり、村は「バラの香り」に包まれる。秋は、おびただしい数のサケが遡上(そじょう)し、まるで川が煮えたぎったようだった。 択捉(えとろふ)島の最北に位置する蘂取(しべとろ)村出身の鈴木咲... 2024.03.01 北方領土ノート