北方領土ノート

北方領土ノート

「語り部」若者にどう継承 <つなごう四島の記憶 根室からの報告>上 

2月7日、「北方領土の日」。根室市総合文化会館大ホールの壇上から、「北方領土を返せ」とシュプレヒコールをあげた国後島元島民2世の高橋隆一さん(62)=根室市=の心には、不安な気持ちがしこりのように残った。(北海道新聞根室版2024/2/28...
ビザなし渡航

ウクライナ侵攻2年 北方四島、強まる愛国ムード 日本敵視の風潮も 元島民との関係揺らぐ

ロシアのウクライナ侵攻から24日で2年が過ぎた。プーチン政権は侵攻の正当性を繰り返し強調し、ウクライナから遠く離れた北方領土でも、ロシア軍をたたえる愛国的なムードに包まれている。欧米と協調して対ロ制裁を続ける日本を敵視する風潮も強まり、地元...
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四島の財産権、議論置き去り 北方領土土地訴訟20年 自分の土地、登記変更できず

釧路地方法務局根室支局に保管されている北方領土の登記簿 79年前の旧ソ連の侵攻により北方領土を追われた元島民の故舛潟喜一郎さんが、北方四島に残してきた土地の登記を巡って国と争った「北方領土土地登記訴訟(舛潟訴訟)」で、最高裁が原告の訴えを棄...
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「北方領土」で紙芝居づくり、中2が小学生向けに工夫…自修館

自修館中等教育学校(神奈川県伊勢原市)の中学2年生は2月7日、社会の授業で北方領土をテーマに小学生向けの紙芝居を作製しました。「北方領土問題の経緯」「解決に向けて私たちにできること」をポイントに、小学生にも分かりやすいように童話からヒントを...
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北方領土に「新兵器配備」を示唆 実際は?<四島ウオッチ>

24日で開始から2年となるロシアのウクライナ侵攻。ロシア政府は全土から人員と兵器を大量に投入し、北方四島周辺のロシア軍も少なからず影響を受けているとされるが、メドベージェフ安全保障会議副議長は1月、クリール諸島(北方領土と千島列島)への「新...
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墓参、交流再開の突破口に諦めず愚直に返還訴える 千島歯舞諸島居住者連盟の前理事長、国後島出身・脇紀美夫さん(83)=羅臼町=<四島よ私たちの願い 日ロ交渉停止>50

昨年5月まで2期8年間にわたって北方領土の元島民らによる千島歯舞諸島居住者連盟(千島連盟)の理事長を務めてきた国後島出身の脇紀美夫さん(83)=羅臼町在住=。連載「四島よ」50回目の特別編として、北方領土返還に向けた政府間交渉の進展と後退が...
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「日本への幻想消えたロシア」「対日関係、全て破壊せず」モスクワ国際関係大教授ドミトリー・ストレリツォフ氏

『隣国である日本との関係を全て破壊するわけにはいかず、将来的に関係を修復させる必要性は失われていない。ロシア側は元島民の(北方領土の)墓参や、周辺海域での日本漁船の安全操業の実施を凍結しているが、政府間合意そのものを破棄していないのは重要な...
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元島民2世が高校で授業 北方領土問題考えるきっかけに

北方領土問題への関心を高めてもらおうと、元島民の2世たちが高校生に島の現状や歴史などを語る授業がオホーツク海側の大空町で行われました。この授業は、次世代を担う高校生たちに北方領土問題への関心を高めてもらおうと、元島民らでつくる「千島歯舞諸島...
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北方領土問題の理解深める 青森で集い

青森県北方領土返還促進協議会(会長・丸井裕県議会議長)は19日、青森市のアスパムで「北方領土について考える県民の集い」を開いた。オンラインも含め、県民と同協議会の構成団体員ら約100人が参加し、北方領土問題への理解を深めた。(WEB東奥日報...
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北方領土返還へ、世論の後押し訴え 鹿児島市で県民集会

「北方領土の日」の7日、北方領土返還要求運動鹿児島県民会議は、鹿児島市のホテルで集会を開いた。ロシアが実効支配する4島の返還に向け、世論の後押しが必要と訴えた。オンラインではない集会は4年ぶりで、約80人が参加した。(南日本新聞2024/2...