北方領土ノート

北方領土ノート

<記者がたどる戦争>古里択捉 隣人はソ連兵 北見報道部・水野薫(42)

2016年9月、父の水野克男(82)と北方領土ビザなし渡航で択捉島の紗那(しゃな)を訪れた。北方四島からの強制退去(※1)以降、父にとって68年ぶりの里帰りだった。(北海道新聞2023/10/30) 「ようやく戻って来られたよ」。札幌の自宅...
ビザなし渡航

ロシアのウクライナ侵略の影響で「北方四島と連絡取れない」千島連盟

ロシアによるウクライナ侵略の影響で、元島民らでつくる千島歯舞諸島居住者連盟(千島連盟)が、北方四島側や四島を管轄するロシア・サハリン州当局と連絡がつかない状況になったことが25日、わかった。北海道とサハリン州の連絡体制も細っており、自治体や...
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下田「北方領土マラソン」廃止方針 「中学のカリキュラムに支障」

江戸時代からロシアとの関係性が深い下田市で2月7日の「北方領土の日」に合わせて毎年開いている「北方領土の日記念史跡めぐりマラソン大会」について、市などでつくる実施主体が24日の会合で、本年度以降は大会を廃止する方針を固めた。(静岡新聞202...
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駐ロシア大使、8年ぶり交代 後任に武藤顕・前外務省研修所長

政府は24日の閣議で、上月豊久駐ロシア大使を同日付で交代させ、後任に武藤顕・前外務省研修所長を充てる人事を決めた。駐露大使の交代は約8年ぶり。武藤氏は1985年入省。2度のモスクワ勤務やロシア課長を経験したロシア通として知られる。前任の上月...
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貝殻島灯台の変化、第一報 国後島元島民3世・板澤直樹さん(35)=根室市<四島よ私たちの願い 日ロ交渉停止>46

「あの旗は、以前からあっただろうか」 根室市に住む国後島元島民3世の板澤直樹さん(35)は7月27日の昼休み、納沙布岬で野鳥を撮影しようと望遠カメラをのぞき、そう思った。北方領土歯舞群島の貝殻島の灯台の上に、見慣れない旗が風に揺れているのを...
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別海町で北方領土問題を学ぶ学習会

道東の別海町で北方領土の元島民やその子どもが領土問題の現状などを学ぶ学習会が行われました。別海町で21日行われた学習会には、元島民やその子ども一般の町民などおよそ50人が参加しました。はじめに北海学園大学の濱田武士教授が講演し、日本とロシア...
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北方四島交流船「えとぴりか」横浜港初入港 北方領土問題啓発事業で

北方領土との交流事業に使われる客船「えとぴりか」(1124トン)が20日、横浜市中区の新港ふ頭客船ターミナル(横浜ハンマーヘッド)に着岸した。横浜港への入港は初。北方領土問題対策協会の啓発事業の一環で、22日まで船内を一般公開する。無料。え...
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返還運動、高校生が主体的に 根室振興局の「プロジェクト」3年目 署名活動やオンライン会議

【根室】根室管内の高校生に北方領土返還運動へ主体的な参加を促す根室振興局の事業「プロジェクトN」が、3年目を迎え活動の幅が広がっている。8日の「根室さんま祭り」の署名活動は例年参加している根室高生に加え、管内の他校生も初参加。11日には生徒...
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今日は何の日「日ソ共同宣言」署名 1956年10月19日

1956年10月19日、日ソ共同宣言が署名され、ソ連と日本は国交を回復した。この文書は、南クリル諸島の所有権の問題(北方領土問題)を含む、戦後の相互関係の主要な問題を規制するのに役立った。1956年10月13日から19日まで、モスクワで日ソ...
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南日本新聞の連載記事『近くて遠い島 北方領土 最前線の街から』

北方領土から遠く離れた九州は鹿児島の「南日本新聞」で、北方領土をテーマにした連載記事「近くて遠い島 北方領土  最前線の街から」(全3回)が掲載されました。執筆した成尾由理香記者は今年8月、鹿児島県内の中高生19人に同行して北方領土返還要求...