北方領土ノート

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訪問10回 故郷は良いもの 国後島泊村出身・村山トミさん(93)=別海町<四島よ私たちの願い 日ロ交渉停止>42

「国後島は本当に魚介類が豊か。海はコンブで揺れ、秋にはサケが浜に押し寄せた」。国後島泊村出身の村山トミさん(93)はこう懐かしんだ。(北海道新聞根室版2023/7/19) 15歳まで暮らした泊村で、父はホッキやカニの缶詰工場を経営しており、...
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「故郷返して」元島民が講話 羅臼で「北方領土復帰促進集会」 根室市外で初

【羅臼】第54回北方領土復帰促進婦人・青年交流集会が、根室管内で開かれている。これまでは根室市内で開催したが、問題意識を共有するため、初めて羅臼町などを訪問。初日の15日は道内外の45人が、羅臼国後展望塔を見学して元島民の講話に耳を傾けた。...
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2023年サケマス増殖事業 サハリン州13億尾稚魚放流 北海道11億1,500万尾

今年2023年、北海道に隣接するサハリン州は、太平洋サケマス増殖事業において13億尾の稚魚放流を行う計画となっている。サハリン州では、ロシア漁業庁サハリン・クリール地域管理局、ロシア中央魚類保護管理再生産機関“グラヴリヴォド”サハリン支部、...
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択捉島沖のイワシ漁 12隻が操業し漁獲量5万トン突破 前年同期比4割増

北洋開発協会(北海道機船連内)によると、ロシアが極東の南クリール(千島)海域で行っているイワシ漁の漁獲量は、9日現在で5万5280トンと5万トンを超えた。昨年の同じ時期の速報値と比べ43%多く、依然順調なペースが続く。現在12隻が択捉島の南...
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北方領土、往時の活気 木古内町役場 千島連盟が写真展

【木古内】北方領土元島民らでつくる千島歯舞諸島居住者連盟は町役場1階ロビーで、第2次世界大戦が始まる前後の北方領土の様子を伝える写真展を開いている。木古内での開催は初めて。道南での北方領土返還運動への理解を広げる狙いだ。(北海道新聞渡島桧山...
ビザなし渡航

北方領土洋上慰霊 8月28日から計6回実施へ

ロシアによるウクライナ侵攻の影響で、北方四島との交流事業などの再開の見通しが立たない中、元島民らが船から先祖を供養する「洋上慰霊」が8月下旬から行われることになりました。北方領土の元島民らによる「ビザなし交流」や先祖の墓を訪れる「北方墓参」...
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「まず洋上慰霊を」元島民の得能さん、根室振興局で講演

根室振興局は、北方領土問題について理解を深めてもらおうと職員55人を対象に、元島民の得能宏さん(89)の体験を聞く講演会を開いた。得能さんは引き揚げ時の苦労やビザなし交流などについて話したうえで、「(北方領土への)墓参の再開が一番だが、今の...
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北方領土 洋上慰霊8月28日から 9月末まで6回 悪天時、翌日を予備日に

【根室】千島歯舞諸島居住者連盟(千島連盟、札幌)は、根室港発着の「洋上慰霊」について、本年度は天候が安定しやすい秋口の8月28日~9月30日に計6回実施すると元島民らに通知した。出港は昨年より4回少ないが、1回の参加上限を23人増の65人に...
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安倍元首相がこだわった北方領土返還 交渉止まり元島民の思いは…

安倍元首相が在任中に取り組んだのが、ロシアのプーチン大統領との北方領土交渉です。現状はどうなっているのか、取材しました。(日テレNEWS 2023/7/8)記者「私は今、船の上に立っているんですけれども、 画面左には北海道羅臼町、右手には国...
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北方少年少女塾で初の「陸揚庫学習」 第一号は別海町・野付小5年生11人

北方領土問題に対する正しい知識を身に着け、理解を深めてもらうおうと、根室管内1市4町でつくる北方領土隣接地域振興対策根室管内市町連絡協議会が管内の小・中学生を対象に実施している「北方少年少女塾」--。今年度初めて根室国後間海底電信陸揚施設(...