北方領土ノート

北方領土ノート

陸揚庫を残そう 北方四島と本土直結 中標津で歴史的価値を知る講演会

【中標津】終戦まで北方領土・国後島と根室を結んだ電信用の海底ケーブルの中継施設「陸揚庫(りくあげこ)」の歴史的価値などを解説する講演会が6月29日、町総合文化会館で開かれた。講師を務めた根室市の谷内紀夫北方領土対策専門員=国後島元島民2世=...
北方領土ノート

四島返還「祈りの火」、故障で点灯できず 復旧は10月 根室

根室市は4日、納沙布岬の北方領土返還運動の野外モニュメント「四島のかけ橋」の下でともる祈りの火が、灯火台の配電盤の故障のため、6月上旬から点灯できない状態になっていると発表した。市は祈りの火について「四島返還の日まで燃やし続ける」としてきた...
北方領土ノート

北方領土問題、語り部から学ぶ 江別・文京台小で元島民2世ら講演

【江別】北方領土の元島民2世らの話を聞くワークショップが5日、文京台小で開かれ、6年生約40人が問題の背景や返還運動への理解を深めた。ワークショップは道が昨年度、道内小中学校を対象に始め、今回が2回目。歯舞群島多楽島出身の母がおり、島の語り...
北方領土ノート

中標津町で「陸揚庫の価値と保存・活用」について講義

6月29日夜、中標津町総合文化会館で開かれた第17期「ナカシベツ大学」(中標津町文化スポーツ振興財団主催)の今年度最初の講座で「根室国後間海底電信線陸揚施設(通称・陸揚庫)の価値と保存・活用の取り組み」についてお話しさせていただきました。冒...
北方領土ノート

北方領土根室市民大会 「後継者のつどい」復活 8月6日に2部構成で

根室市などによる北方領土返還要求根室市民大会実行委は30日、千島会館で会合を開き、市民大会を8月6日に道立北方四島交流センター横の特設会場で開くことを決めた。4年ぶりに2部構成とし、子ども向けに領土問題を啓発する「北方領土返還要求後継者のつ...
北方領土ノート

領土返還、函館市電の広告で訴え 7月1日から ポスターコン佳作作品掲示

千島歯舞諸島居住者連盟函館支部の「後継者手結(てい)の会」(井田範行会長)は7月1日から、函館市電の中づり広告に市内の子どもたちが描いた「北方領土の日」のポスターを掲示する。(北海道新聞函館版2023/6/29) 北方領土問題への関心を高め...
北方領土ノート

北方領土洋上慰霊、今年も実施 元島民ら「ほっとした」 悪天候時の振替日要望も

北方領土の元島民らによる「洋上慰霊」について、鈴木直道知事が昨年に続き今年も実施する方針を示し、根室管内の関係者からは「北方領土墓参が見込めず残念だが、次善の策として島の近くで慰霊できるのはうれしい」と安堵(あんど)が広がった。一方、昨年は...
北方領土ノート

北方領土への思いは変わらず 千島連盟 脇前理事長に聞く

国後島出身の脇紀美夫さんは、8年間にわたって務めてきた「千島歯舞諸島居住者連盟」の理事長を5月、退任しました。退任した脇さんに、北方領土問題への思いを聞きました。(NHK北海道NEWS WEB2023/6/26)北方領土への思いは変わらず ...
北方四島の話題

「9月3日 軍国主義日本に対する戦勝記念日」–日本政府は激怒

日本政府の松野官房長官は、ロシアが9月3日を軍国主義日本に対する勝利と第二次世界大戦終結の日とする法律改正を行ったことについて、「ロシア国内での反日感情をあおるだけでなく、日本における反ロ感情もあおる可能性があり、両国民の間に不必要な対立を...
北方領土ノート

クジラの牙 豊かさの記憶 択捉島留別村出身・上松健吾さん(88)=根室市<四島よ私たちの願い 日ロ交渉停止>40

時計・眼鏡店の引き出しには、クジラの牙が大切に保管されていた。10センチほどだが、144グラムと重みがある。「択捉島から強制退去される日、父が家から何げなく持ってきた。今は宝物です」(北海道新聞根室版2023/6/27) 択捉島留別村の年萌...