北方領土ノート

エトセトラ

駐ユジノサハリンスク総領事に着任 横田敬一さん

ロシア・サハリン州の州都ユジノサハリンスクにある日本総領事館の総領事として3月末に着任した。ウクライナでの「特別軍事作戦」が続き、日ロ関係が難しい状況の中で、約12年ぶりのロシア勤務となった。「だからこそ、来たかった」と外交官の誇りをのぞか...
北方領土ノート

千島連盟の新理事長に81歳松本氏選出 元島民1世の発信力重視 高齢でも「説得力大きい」

札幌市内で29日に開かれた北方領土の元島民らの千島歯舞諸島居住者連盟(千島連盟、札幌)総会で、択捉島出身の松本侑三氏(81)=札幌市=が新理事長に就任したのは、元島民による世論への発信力を重視したためだ。元島民の高齢化を考慮し、元島民2世を...
北方領土ノート

根室振興局、副局長1人体制に 北方領土対策室長を専任化

根室振興局は6月1日付で一部機構の改革を行う。従来2人置いていた専任副局長を1人体制とする一方、新たに部長職の北方領土対策室長を専任で置く。振興局内の指示系統を一本化しつつ、現場に近い部長職を増やすことで啓発活動などの北方領土関連政策を進め...
北方領土ノート

返還運動 進む世代交代 千島連盟副理事長に元島民2世 領土交渉停滞・1世高齢化、継承に難題

北方領土の元島民らでつくる千島歯舞諸島居住者連盟(千島連盟)の29日の総会で、連盟として初めて元島民2世の副理事長2人が選ばれた。ロシアのウクライナ侵攻の影響で日ロ両政府の溝は深まり、同連盟もロシア側に「望ましくない団体」に指定されるなど、...
北方領土ノート

千島連盟 新理事長に松本氏選任 2副理事長は初の元島民2世

北方領土の元島民らでつくる千島歯舞諸島居住者連盟(千島連盟、札幌)は29日、札幌市内で総会を開き、新理事長に松本侑三前同連盟道央支部長(81)=札幌市=を、副理事長に元島民2世の2氏を選任した。同連盟によると、2世が副理事長以上の役職に選ば...
北方領土ノート

「若い後継者にゆだねざるを得ない」千島連盟理事長退任の脇氏

【根室】北方領土の元島民らによる千島歯舞諸島居住者連盟(千島連盟、札幌)は29日、新理事長に択捉島出身の松本侑三氏(81)=札幌市=を選ぶなどし、根室管内からは8年理事長を務めた脇紀美夫氏(82)=羅臼町=と、10年副理事長を務めた河田弘登...
北方領土ノート

「軍人が畳に土足で」元島民の語り部、DVDで残す 羅臼町が領土問題啓発へ制作

【羅臼】根室管内羅臼町は、北方領土の元島民の「語り部」の活動を記録したDVDを制作した。語り部の姿を映像で残す同町初の取り組み。語り部で町内最高齢の高岡唯一(ただいち)さん(87)のインタビューと語り部活動の様子を約50分間の映像に収めた。...
ビザなし渡航

洋上慰霊「今年もやって」、北方領土元島民から実施願う声 千島連盟「望ましくない団体」指定で墓参難しく

【根室、別海】北方領土の元島民らに、昨年に続き今年も船で根室海峡を訪れる「洋上慰霊」を実施するよう求める声が目立っている。今年4月にロシア側が元島民らによる「千島歯舞諸島居住者連盟」(千島連盟)を「望ましくない団体」に指定し、今春までは洋上...
北方四島の話題

ロシア軍情報収集機2機が飛行 1機は北方領土を通過

防衛省統合幕僚監部は25日、ロシア軍のIL20情報収集機2機が同日午前から午後にかけ、北海道や東北周辺を飛行したと発表した。1機はオホーツク海から北方領土を通過し太平洋に入るルートを往復し、その後、日本海側に向かった。もう1機は日本海側を南...
北方四島の話題

ロシア下院、「対日戦勝記念日」法案可決へ 制裁強化への反発か

ロシア下院は25日、9月3日の「第2次世界大戦終結の日」を「軍国主義日本に対する勝利と第2次世界大戦終結の日」に改称する法案を、審議の第1段階となる第1読会で可決した。昨年6月に法案を提出した際は実質審議が行われなかったが、「日本の非友好的...