北方領土ノート

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根室高生が他校生啓発へ 振興局、領土問題で連携会議設置

根室振興局は16日、北方領土問題の高校生への啓発に主眼を置き、根室高と協力を深める「Bタスク」の連携会議を設置した。同校の「北方領土根室研究会」の取り組みを管内各校に広めるための具体的な方法や予定を確認した。(北海道新聞根室版2022/12...
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ロシアの日本担当外務次官“平和条約交渉再開  現状では不可能”

ロシア外務省で、日本などアジア太平洋地域を担当する外務次官は、北方領土問題を含む平和条約の交渉再開について、現状では不可能だと主張しました。 ロシア外務省で、日本を含むアジア太平洋地域を新たに担当することになったルデンコ外務次官は13日、ロ...
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北方領土返還要求運動功労者 元島民らが受賞 「墓参だけでも」

内閣府は15日、北方領土返還要求運動推進功労者として道内在住の元島民4人を含む計5人を表彰した。岡田直樹沖縄北方担当相は「今後も国民世論の啓発に力を賜りたい。内閣府も領土問題の一日も早い解決に全力を尽くす」と述べた。(北海道新聞2022/1...
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「現状では平和条約交渉の再開は不可能」 ロシア外務副大臣

ロシアのアンドレイ・ルデンコ外務副大臣は、日本との平和条約締結交渉につい関して「現状では交渉再開は不可能だ」と述べた。バルダイ・ディカッションクラブの第13回アジア会議に出席している副大臣は「現在の日本の指導者が追求している政策は、平和条約...
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2023年 北方領土周辺海域の投資目的別TAC(漁獲割当)を発表

ロシア漁業庁は、2022年12月5日付命令No.707により、来年2023年の極東海域における目的別TAC配分を完了した。投資目的第1弾の南クリール海域(北方領土周辺海域)の配分は別表のとおりとなっている。“投資クオータ”第1弾では対象魚種...
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語り部の言葉「ウクライナ」が変えた 故郷追われた境遇、対ロ「交流」配慮も 根室・元島民の思いAIが分析

北方領土の元島民らが四島での経験を伝える「語り部」が、ロシアのウクライナ侵攻を受けて試行錯誤している。侵攻前後の語り部の内容を分析したところ、現代のウクライナ情勢との関連や故郷からの強制送還の悲惨さを強調する内容が増加。一方、ロシア人との交...
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途絶えた四島専門家交流 ビザなし破棄 津波・生態系調査計画白紙に

ロシアが北方四島ビザなし交流に関する日本との合意を一方的に破棄したことで、日本側の研究者が四島で学術調査を行う「専門家交流」の見通しが立たなくなっている。地震、生態系、歴史の各分野で調査を続け、津波防災など北海道本島に関わる研究成果を積み重...
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北方領土歯舞群島の元島民が講演 かつての島と終戦後を語る

上川の剣淵町で北方領土を知るための催しが開かれ、歯舞群島の元島民がかつての島の様子や第二次世界大戦の終戦直後の状況などを語りました。この催しは北方領土返還運動に取り組む団体が開き、このなかで歯舞群島の水晶島で11歳まで生活していたという高塚...
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北方領土海域安全操業 タコ漁スタート 例年より3週間遅れ 

日ロ合意に基づく北方領土周辺海域での安全操業のひとつ、タコ空(から)釣り縄漁が9日早朝、根室市内の3漁港を拠点に始まった。例年は正月需要に対応するため11月中旬に出漁するが、今季はしけなどで3週間ほど遅れた。漁期は来年1月末までだが、年明け...
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父の手記読み事実伝える 島の記憶語り継ぐ夫妻 上杉とみえさん(69)、謙一さん(72)=別海町<四島よ私たちの願い 日ロ交渉停止>21 

「九月一日の朝八時頃(ごろ)、(旧ソ連の)二隻の船が斜古丹港に入港―(中略)状況良ければ春来島しても良いので、一応本土へ脱出しよう」--。別海町尾岱沼の上杉とみえさん(69)が2005年、90歳で亡くなった色丹島チボイ出身の父高橋高治さんの...