北方領土ノート

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根室市が「四極・陸揚庫」会議 通信中継施設残る道内外4市町と 26日にオンライン

終戦直後まで根室と北方領土の国後島を結んだ通信用海底ケーブルの中継施設「陸揚(りくあげ)庫」について、市は26日、同様の施設が残る道内外の4市町と結んだオンラインシンポジウム「にっぽん『四極』陸揚庫会議@根室」を市内で開く。各地の学芸員らが...
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あのロシア人に会いたい 100歳の元国後島民・白﨑ヨシエさん=根室市<四島よ私たちの願い 日ロ交渉停止>18

根室市に住む白﨑ヨシエさんは今年、100歳。生まれ故郷の国後島古釜布に関する資料や戦前の地図を手にすると、食い入るように見つめ、80年近く前の記憶を語った。(北海道新聞根室版2022/11/23) 「戦前、古釜布尋常高等小学校の近くに住んで...
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全国の仲間たちと返還運動をつなぐ

本日付(2022年11月22日)の釧路新聞「諸感雑感」に千島連盟羅臼支部の鈴木日出男支部長のコラムが掲載されています。
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北方領土元島民 侵攻の悲惨さ切々と 根室の語り部、ウクライナに思い重ね「故郷追われる体験同じ」

ロシアによるウクライナ侵攻を受け、根室地域の北方領土元島民らが、自らの体験を伝える「語り部」としての講演の際、ウクライナ住民の悲惨な実態を踏まえて語るようになっている。住み慣れた故郷を追われた記憶を重ね、旧ソ連侵攻の悲惨さを切々と語る。対話...
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「島を訪ねたい」

(北海道新聞夕刊根室版2022/11/18) 新人として中標津支局に着任して2カ月余、地域でさまざまな出会いを経験している。担当の標津町と羅臼町では、晴れた日は海の向こうに国後島が見え、元島民、そして2世や3世と会う機会が多い。北方領土をこ...
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ロシア産の活ウニ輸入額、過去最高 量は微減、単価が上昇 花咲港1~9月

2022年1~9月の花咲港のロシア産の活ウニ輸入額が、前年同期比4・8%増の43億4800万円となり、2年連続で過去最高を更新する水準となっている。輸入量自体は微減だったが、総額を押し上げたのは単価の上昇が要因。水産物貿易はウクライナ侵攻に...
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若者の関心、薄れぬように 島民2世の志発会副会長・清水温さん(71)=根室市<四島よ私たちの願い 日ロ交渉停止>17

「島の土を踏み、家があった場所に『清水家跡地』の標識を立てたら、両親の古里に来た実感があふれてきてね」。歯舞群島志発島の元島民らでつくる志発会副会長で、島民2世の清水温(ゆたか)さん(71)は、1999年に志発島に初めて上陸した時の感動を今...
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花咲ガニ、4年ぶりに100トン超え 関係者「好漁への転換点に」と

今年の根室管内の花咲ガニ漁(7~9月)の水揚げ量は前年の84.4%から19.0%増え、100,4トン(速報値)となったことが、根室振興局のまとめで分かった。100トンを超えるのは4年ぶり。水揚げ高は昨年とほぼ同額の6990万円(前年比1.5...
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孫連れもう一度渡りたい 国後島出身の亀田正二さん(90)=標津町<四島よ私たちの願い 日ロ交渉停止>16 

時折笑顔を見せながら島での思い出を話す亀田さん 「島の生活は、つい昨日のことのように思い出せるよ」。国後島爺々岳の麓、留夜別(るやべつ)村礼文磯生まれの亀田正二さん(90)は懐かしむように語り始めた。(北海道新聞根室版2022/11/12)...
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故郷はどこ、さまよう心 択捉島出身の鹿川公一さん(74)=根室市<四島よ私たちの願い 日ロ交渉停止>15

「昭和弐十参年…擇捉(えとろふ)郡留別村大字内保村字入里節で出生」。択捉島出身の鹿川公一さん(74)=根室市=の戸籍にはこう記載されている。だが、鹿川さんはこれまで一度も出生地を自分で確認したことはない。「択捉島は生まれた場所だけど、故郷と...