北方領土ノート

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間近に北方領土 臨場感味わって 根室で11月1日から3年ぶりクルーズ

【根室】北方領土を間近に眺められる「本土最東端パノラマ・クルーズ」が、11月1日から3年ぶりに再開する。コンブ漁船「第15はぼまい丸」(9・7トン)に乗船し、北方領土の日ロ中間ライン付近を周遊する。運営する歯舞漁協は「北方領土を目の前に感じ...
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後継者育成し伝え続ける 歯舞群島多楽島出身の語り部・高岡唯一さん(87)=羅臼町<四島よ私たちの願い 日ロ交渉停止>13

若い世代や旅行者に北方領土の記憶を伝え続ける歯舞群島多楽島出身の高岡唯一さん(87)は、羅臼町で活動する最高齢の「語り部」だ。返還への願いを語る原動力は「一人でも多くにロシアという国を知ってほしい。体験者が伝えていかなければならない」という...
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北方領土を望む 伝えたい四島への思い 納沙布・珸瑤瑁かいわい(3)

本土最東端の納沙布岬で海に向かって立つ飲食店「岬の駅」。道外から訪れた女性客が「目の前にあるのは日本の島ですか」と尋ねると、オーナーの滝沢孝さん(69)は「あれは歯舞群島。ロシアに占領されています」と丁寧に答えた。滝沢さんはさらに海図を示し...
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地域同士の理解示した光 元「光のメッセージ交流会」事務局長の松村康弘さん(70)=中標津町<四島よ私たちの願い 日ロ交渉停止>12

「日ロには30年以上の地域交流の積み重ねがある。必ず、もう1回芽吹く」。1990年代、国後島に光のモールス信号で「ラブ&ピース」のメッセージを放つ取り組みをした「光のメッセージ交流会」の事務局長で中標津町議の松村康弘さん(70)は強調する。...
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ニホロ入館者80万人突破 根室、節目の大阪の高校生に記念品

根室市内穂香の道立北方四島交流センター(ニホロ)の入館者が17日、80万人を突破し、節目の入館者となった大阪府立夕陽丘高校2年の綿田璃穂さん(17)に記念品が贈られた。(北海道新聞根室版2022/10/17) ニホロは「日本(ニ)とロシア(...
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歯舞「無人なら返して」上川の元島民・高塚さん講演

ロシアが実効支配する北方領土・歯舞群島水晶島出身で、上川管内唯一の元島民の語り部、高塚正勝さん(86)=旭川市=が19日、町かみんぐホールで講演し、国境警備隊員以外の住民がいない歯舞群島について「無人島と一緒だ。それだったら日本に返してほし...
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豊かな営み戻らないのか 歯舞群島志発島出身 南保敏雄さん(87)=根室市=四島よ 私たちの願い<11>

約20年前、半世紀ぶりに訪れた故郷・歯舞群島志発島は、草むらに覆われていた。同島出身の南保敏雄さん(87)=根室市=は思わず嘆いた。「人が住んでいたら、豊かな島であり続けただろうに。こんなふうになるまで、日本の政治は何をしていたんだ」…(北...
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返還への活動つなぐ 島民2世の印刷会社社長・舘下雅志さん(63)=中標津町=<四島よ私たちの願い 日ロ交渉停止>10

「本年度の北方領土ネット検定は合格者104人。アクセス者は344人。まずまずですね」--中標津町で印刷会社を営む舘下雅志さん(63)は千島歯舞諸島居住者連盟(千島連盟)の中標津支部長。国後島民2世として連盟の青年部活動を経て昨年、支部長に就...
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北方領土返還、元島民ら祈る 根室金刀比羅神社例祭

北方領土にあった神社のご神体が預けられている根室金刀比羅神社で9、10の両日、例祭が開かれ、いずれも四島にあった色丹神社、志発島金刀比羅神社の関係者が集まり、北方領土の早期返還を祈った。(北海道新聞根室版2022/10/11) 1945年(...
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2月7日「北方領土の日」ウクライナではロシアへの抗議活動が行われている

「2月7日(※北方領土の日)になると、(ウクライナの)若者たちがウクライナ外務省と、在ウクライナのロシア大使館前で抗議活動を実施します」--なぜ「北方領土返還デモ」がウクライナで行われるのか…前ウクライナ大使が日本に問う「覚悟」#3最終回(...