北方領土ノート 国後島周辺でホッケ漁開始 安全操業、2週間遅れ 日本とロシアが結ぶ「安全操業協定」に基づき北方領土の国後島周辺で操業するホッケ刺し網漁が30日に始まり、根室管内羅臼町の港から約10隻が出発した。ウクライナ侵攻の影響で、解禁日からは2週間遅れ。漁師らは「北海道の代表的味覚」の豊漁を願う一方... 2022.09.30 北方領土ノート
北方領土ノート ロシア人観 交流で変わる 歯舞群島多楽島出身の福沢英雄さん(82)=標津町=<四島よ私たちの願い 日ロ交渉停止>8 標津町に住む福沢英雄さん(82)は歯舞群島多楽島出身。家は島の西部、蒲原磯(かんばらいそ)の裕福なコンブ漁家だった。5歳だった1945年9月、ソ連軍の占領で家を奪われ、一家9人、コンブ漁船で島を脱出した。(北海道新聞根室版2022/9/29... 2022.09.29 北方領土ノート
北方領土ノート 島を追われた人々 思い掘り下げたい 映画「NEMURO」コズロフ監督インタビュー 国後と根室 両岸から同じ視点で撮影 北方領土・国後島のドキュメンタリー映画「クナシリ」の続編「NEMURO」の撮影を根室管内で始めたフランス在住の映画監督ウラジーミル・コズロフ氏(66)が、北海道新聞のインタビューに答えた。コズロフ監督は「国後、根室の両岸から、島を追われた人... 2022.09.29 北方領土ノート
北方領土ノート 故郷追われる悲哀伝える「クナシリ」続編、根室で撮影 監督「元島民、自分に重なる」 フランス在住でベラルーシ出身の映画監督ウラジーミル・コズロフ氏(66)が、北方領土・国後島のドキュメンタリー映画「クナシリ」の続編「NEMURO」の撮影を根室管内で始めた。主な撮影対象の北方領土元島民の人生と、独裁政権によりベラルーシに帰れ... 2022.09.24 北方領土ノート
北方領土ノート 「安倍氏が2島軸に転換」 道新政経懇 本紙記者が領土交渉を解説 道新苫小牧政経文化懇話会(代表幹事・貴志雅之北海道新聞苫小牧支社長)の例会が21日、苫小牧市のグランドホテルニュー王子で開かれ、北海道新聞でロシア関係の報道に携わってきた東京報道センターの渡辺玲男部次長=元モスクワ駐在=が「安倍元首相の対ロ... 2022.09.23 北方領土ノート
北方領土ノート 安全操業9月中にも出漁へ 日本外務省、ロシア側へ送金手続き ロシア外務省が北方四島周辺水域での日本漁船の安全操業に関する協定の履行を停止した問題で、日本外務省は22日、ロシア側が協定履行の条件としていたサハリン州との協力事業に関する援助金約1億5千万円の支払い手続きを始めた。これによりロシア側の協定... 2022.09.23 北方領土ノート
北方領土ノート 臨検急増、安心して漁を コンブ漁師・鳥潟好さん(74)=根室市=<四島よ私たちの願い 日ロ交渉停止>6 「今年も沖に出られた」。根室の漁師、鳥潟好さん(74)は、納沙布岬から3・7キロ先の漁場へ猛スピードで進む220隻の漁船団の中で、喜びをかみしめていた。例年より3週間遅れでスタートした北方領土・歯舞群島貝殻島周辺のサオマエコンブ漁の初日、6... 2022.09.23 北方領土ノート
北方領土ノート 100歳の元国後島民土田さん逝く 帰れぬ故郷、俳句に残し 思いは孫へと受け継がれ 国後島乳呑路(ちのみのち)出身の土田一雄さん(100)=釧路市=が20日、老衰のため自宅で亡くなった。大正から令和の4時代を経験し、北方領土の暮らしを知る生き証人として、近年は四島を題材にした俳句を新聞に数多く投稿。作品からは望郷の念や家族... 2022.09.23 北方領土ノート北方領土遺産
北方領土ノート 北方領土返還へ北海道庁と連携 富山県民会議、小玉副知事と確認 北方領土返還要求運動富山県民会議(会長・渡辺守人県議会議長)の設立40周年を記念した北海道訪問団は7日、北海道庁の小玉俊宏副知事と面会した。ロシア政府が北方領土への「ビザなし交流」や「自由訪問」を巡る日本政府との合意を一方的に破棄するなど、... 2022.09.21 北方領土ノート
北方領土ノート 大阪で北方領土返還訴え 元島民2世がキャラバン 北方領土の元島民や後継者らでつくる千島歯舞諸島居住者連盟(本部・札幌)の後継者キャラバンが16日、大阪市内の大阪府庁を訪れ、返還運動に協力を求めた。同連盟羅臼支部の城戸千尋さん(50)、十勝支部の佐藤一郎さん(57)、函館支部の山本由美さん... 2022.09.19 北方領土ノート