北方領土ノート

北方領土ノート

北方領土返還へ北海道庁と連携 富山県民会議、小玉副知事と確認

北方領土返還要求運動富山県民会議(会長・渡辺守人県議会議長)の設立40周年を記念した北海道訪問団は7日、北海道庁の小玉俊宏副知事と面会した。ロシア政府が北方領土への「ビザなし交流」や「自由訪問」を巡る日本政府との合意を一方的に破棄するなど、...
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大阪で北方領土返還訴え 元島民2世がキャラバン

北方領土の元島民や後継者らでつくる千島歯舞諸島居住者連盟(本部・札幌)の後継者キャラバンが16日、大阪市内の大阪府庁を訪れ、返還運動に協力を求めた。同連盟羅臼支部の城戸千尋さん(50)、十勝支部の佐藤一郎さん(57)、函館支部の山本由美さん...
北方領土ノート

エビの味、忘れられない 歯舞群島勇留島出身の石橋ツルさん(86)=根室市=<四島よ私たちの願い 日ロ交渉停止>6

「エビが揚がったよ」。歯舞群島勇留島出身の石橋ツルさん(86)=根室市=は、大漁のホッカイシマエビをかごいっぱいに入れて帰宅する両親の声を覚えている。きょうだいと一緒に殻をむいて出荷の手伝いを終えると、真っ赤なエビが食卓に。しょうゆをかけて...
ビザなし渡航

洋上慰霊 目の前の故郷「もう一度」 羅臼沖で元島民ら32人合掌

「帰りたい。もう一度でいいから」―。北方領土関係者らが17日、羅臼町沖で行った洋上慰霊。ロシア軍によるウクライナ侵攻で日ロ関係が悪化する中、元島民たちは国後島に向かって手を合わせ、望郷の念をいっそう募らせた。(北海道新聞釧路根室版2022/...
ビザなし渡航

「早くまた古里へ」 羅臼町と千島連盟支部、独自の洋上慰霊

根室管内羅臼町と千島歯舞諸島居住者連盟(千島連盟)羅臼支部は17日、北方領土の元島民らによる洋上慰霊を行った。「早くまた古里の土を踏んで慰霊したい」―。参加者は島に渡れない無念さをかみしめながら日ロ中間ライン内側の船上から手を合わせた。(北...
北方領土ノート

国後島周辺ホッケ漁、出漁見送り 16日解禁、日ロ間の調整難航

北方四島周辺水域での日本漁船による安全操業のうち、16日解禁の国後島周辺のホッケ刺し網漁について、同日の出漁が見送られる方向であることが分かった。ロシアによるウクライナ侵攻で、出漁に必要な日ロ間の調整手続きに時間がかかっているため。交渉の窓...
ビザなし渡航

知床事故の3遺体 サハリンから巡視船で小樽に 北方領土問題が影 場所の調整難航

オホーツク管内斜里町の知床半島沖で小型観光船「KAZU 1(カズワン)」が沈没した事故で、第1管区海上保安本部(小樽)は9日、ロシア側から男女3遺体を引き取った函館海保の巡視船「つがる」が10日朝に小樽港に入港する予定だと発表した。到着後、...
北方領土ノート

立ち入り拒否 故郷遠く 国後島瀬石出身の元漁師・飯塚幹雄さん(84)=羅臼町=<四島よ私たちの願い 日ロ交渉停止>4

羅臼町の飯塚幹雄さん(84)が生まれ育ったのは、国後島東岸、300人が暮らしたという瀬石地区だ。故郷への思いを問うとこんな答えが返ってきた。「墓参もビザなし交流にも参加したことがない。瀬石に立ち寄れるなら、行きたいけれどね」(北海道新聞根室...
エトセトラ

松輪島で初の沿岸ミサイルシステム「バスティオン」発射訓練 超音速対艦巡航ミサイル「オーニクス」が敵艦に命中

ロシアの軍事演習「ボストーク2022」(8月31日-9月7日)の一環として6日、クリル諸島中部のマトゥア島(松輪島)で沿岸ミサイルシステム「バスティオン」から、初めて超音速対艦巡航ミサイル「オーニクス」の発射訓練を実施、成功した。ロシア国防...
北方四島の話題

今日は何の日「9月8日」サンフランシスコ平和条約調印  ソ連を含む3カ国は署名しなかった

1951年のこの日、9月8日--。サンフランシスコ平和条約が調印された。この条約では「日本が1905年9月5日のポーツマス講和条約のもとで主権を獲得したクリル諸島(千島列島)とサハリン島南部に対するすべての権利、権原、請求権」を放棄したこと...