北方領土ノート

北方領土ノート

北方領土「置き去り」懸念 日ロ関係悪化、安倍元首相も死亡 元島民ら「対話の窓口残す努力を」

北方領土の元島民が、領土問題に対する政治の関心の低下に危機感を募らせている。ロシアによるウクライナ侵攻で日ロ関係がかつてなく悪化し、平和条約締結交渉は再開の見通しも立たない厳しい状況だ。にもかかわらず、参院選では話題にならず、岸田文雄首相は...
北方領土ノート

根室覆った真っ赤な炎「これが戦争」6歳の少女が見た空襲、焼け落ちた繁華街

根室市の市街地の8割を焼き、400人近くが亡くなった根室空襲から14、15日で77年になる。根室市の角鹿(つのか)邦子さん(83)は父の出征を機に、出身地の北方領土歯舞群島の志発島から移り住んだ根室町(現根室市)で、1945年(昭和20年)...
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全て止まった領土交渉 漁業協定は粘り強く

■全て止まった領土交渉 漁業協定は粘り強く 北方領土問題を含む日ロの平和条約締結交渉は、ロシアが拒否しており、日本から呼びかける状況にはない。第2次安倍晋三政権では私も日ロ首脳会談に同席したが、いつもプーチン氏の方から「北方領土問題が日ロ関...
北方四島の話題

貝殻島のコンブ漁、ロシア側臨検が厳格化 件数増加、漁業者「異常だった」

今年の操業を7日に終えた北方領土・歯舞群島の貝殻島周辺でのサオマエコンブ漁で、ロシア国境警備局が日本漁船を点検する「臨検 」を厳格化していたことが根室市の漁業関係者への取材でわかった。従来1隻だったロシア側の臨検ボートが2隻に増え、臨検件数...
北方領土ノート

安倍元首相死去 北方領土元島民「問題解決に情熱」

安倍晋三元首相は首相在任中、ロシアとの北方領土問題に「終止符を打つ」と訴え、プーチン大統領との平和条約締結交渉に意欲的に取り組んだ。「今後も力になってほしかった」。安倍政権の日ロ交渉を見つめてきた根室管内の元島民らはショックと無念さを隠さな...
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「北方領土返還」願い乗せて    くしろバスがラッピング

くしろバスは北方領土返還を求める標語を記した新しいラッピングバスを導入し、7月から市内路線で運行する。ロシアによるウクライナ侵攻を受け、北方領土へのビザなし渡航事業再開のめどは立たない。千島連盟釧路支部の堀江則男支部長(67)=国後島民2世...
北方領土ノート

北方領土の現状学ぶ 元島民2世の堀江支部長が小学生に講話

北方領土復帰期成同盟釧路地方支部(濱屋宏隆支部長)は28日、釧路市立芦野小学校(高畠昌之校長)の5年生60人を対象に、北方領土の歴史や現状などについての講話を行った。同支部が小学校で北方領土に関する講話を開くのは、釧路管内で初めて。父が元島...
北方領土ノート

北方領土プロジェクトN 根室管内高校生に啓発 裾野広げ後継者育成

北方領土対策根室地域本部(根室振興局)は、根室管内の「高校生」に的を絞った啓発活動に取り組んでいる。北方領土対策室の元島民3世ら若手職員が中心になって企画した初の試みで、その名称も「北方領土プロジェクトN」。啓発グッズ開発など返還運動に関わ...
北方四島の話題

日本とロシア、切っても切れない水産業「サケ・マス」異例の交渉

ロシアのウクライナ侵攻は、日本の水産業にも影響を及ぼしている。漁船の操業に必要な対ロ交渉は難航。一方で、ロシア産水産物の輸入は急増した。日本とロシアの「切っても切れない」関係が、魚を通して見えてきた。5月3日午前0時。北海道根室市の港から4...
北方領土ノート

来場者1万人突破 富山県北方領土史料室

黒部市生地の市コミュニティセンター内にある県北方領土史料室(大野久芳室長)の来場者が5日、1万人を突破し、1万人目となった同市植木の坪川弘樹さん(34)の家族に記念品などが贈られた。(北日本新聞2022/6/6) 大野室長が坪川さんと妻の枝...