北方領土ノート

北方領土ノート

元公安警察官は見た 北方領土周辺で密漁した「レポ船」は旧ソ連に何を提供していたか

日本の公安警察は、アメリカのCIAやFBIのように華々しくドラマや映画に登場することもなく、その諜報活動は一般にはほとんど知られていない。警視庁に入庁以後、公安畑を17年務め、数年前に退職。昨年9月に『警視庁公安部外事課』(光文社)を出版し...
北方領土ノート

2月7日…北方領土の日にちなんだ給食 明治時代多くの人が移住した黒部市の小中学校

2月7日は北方領土の日です。これにちなみ、黒部市内の小学校や中学校などでは北方領土に近い北海道産の食材を使った給食がふるまわれました。生地小学校で行われた北方領土の日にちなんだ給食では、1年生と6年生の児童50人がランチルームに集まり、北方...
北方四島の話題

「北方四島」米大使発言 ロシアとの接近をけん制?

エマニュエル駐日米大使が北方四島を日本の領土とする立場を表明したことに対し、日本政府から歓迎する発言が相次いでいる。ただ、岸田文雄政権は歯舞群島と色丹島の「2島返還」を優先する方針だ。米大使の発言は、ウクライナ情勢が緊迫する中でロシアとの接...
北方領土ノート

北方領土の元島民 富山に多いその理由は? 

2月7日は日本政府が定める「北方領土の日」。今から167年前のまさにこの日、日露通好条約(1855年)が結ばれ、北方四島が日本領になった。周知の通り、北方領土は1945年8月、旧ソ連の対日参戦で占領され、戦後、ソ連軍の命令で残留者は本土への...
北方領土ノート

取り残された旧漁業権

北方領土色丹島出身の得能宏さん(87)が引き揚げて根室に住んだのは終戦から2年以上過ぎたころだった。 父は島で営んでいた漁業を続けようとしたが、根室においては漁業権がない。得能さんは中学校を休んで浜に打ち上げられたコンブを拾い、乾燥させて売...
北方領土ノート

「元島民の思い一身に受け活動」宮谷内さん急逝 関係者、遺志継ぐ誓い

千島歯舞諸島居住者連盟(千島連盟)根室支部長の宮谷内亮一さんが5日、急逝した。領土返還運動「原点の地」根室で運動の先頭に立ち、元島民の訴えを伝えてきた。関係者は2月7日の「北方領土の日」を前に亡くなった宮谷内さんの無念を思うとともに、その遺...
北方領土ノート

元島民の体験を漫画に 根室 北方領土の日の7日にユーチューブで公開

【根室】「北方領土の日」の7日、千島歯舞諸島居住者連盟(千島連盟)根室支部は元島民の体験などを描いた漫画をスライドショーにし、動画投稿サイト「ユーチューブ」で公開する。(北海道新聞釧路根室版2022/2/7) 同支部の元島民後継者でつくる「...
北方領土ノート

「おいしい昆布に歴史あり」複雑で身近な関係を再認識

東京の友人を富山県に招くと、昆布を用いた料理のバリエーションにしばしば驚かれる。すし屋に行っても、昆布締めは人気のネタだ。「富山の人って昆布が好きなんですね」と屈託なく喜んでくれるのはうれしいのだが、美味の裏には近世以降の北陸の複雑な歴史が...
北方領土ノート

宮谷内亮一さん死去 千島連盟根室支部長

【根室】北方領土の元島民らでつくる千島歯舞諸島居住者連盟(千島連盟)根室支部長の宮谷内亮一(みやうち・りょういち)さんが5日午後5時4分、急性心不全のため根室市内の病院で死去した。79歳。北方領土・国後島留夜別村出身。通夜、葬儀の日程は未定...
北方四島の話題

「北方領土返還」シナリオ、なぜ東京の桜とともに散ったのか

【特集】海部政権秘録『北方領土返還の重い扉が開いた日』#3終 SAKISIRU 2022/1/31 1991年4月のミハイル・ゴルバチョフソ連大統領の初訪日前に行なわれた海部俊樹首相(当日)と橋本龍太郎大蔵相の極秘の会談を受け、日本政府の巨...