北方領土ノート

北方四島の話題

北海道東部・矢臼別での日米共同訓練「重大な挑戦」ロシア外務省が懸念伝達  

【モスクワ=時事】ロシア外務省のザハロワ情報局長は24日の声明で、北海道で今月行われた自衛隊と米軍の共同訓練に関し、政府として日本側に懸念を伝えたと明らかにした。声明は、「対ロシア国境付近」という実施場所と訓練規模などから、安全保障上の「重...
北方四島の話題

北方領土返還運動功労者、道内は7人1団体 政府が表彰

政府は22日、北方領土返還要求運動推進功労者として、道内在住の元島民7人や根室市北方領土返還要求推進協議会などを表彰した。西銘恒三郎沖縄北方担当相は「貴重な経験を生かし、国民世論の啓発に力添えを賜りたい」と述べた。(北海道新聞2021/12...
北方四島の話題

ロシア外務省、再び北方領土展に抗議 矢臼別での日米共同訓練も「潜在的脅威」と指摘

ロシア外務省は12月17日、モスクワの日本大使館代表を呼び出し、12月初めに東京で開催されたクリル諸島(※北方領土)に関する展示会(※根室管内1市4町が主催した「2021 北方領土パネル展 in Tokyo」)について、「2020年の同様の...
北方領土ノート

旧ソ連兵士にちなみ命名 歯舞・勇留島の入り江

ロシアのミシュスチン首相は、実効支配する北方領土・歯舞群島の勇留島で、これまで名前が付いていなかったとされる二つの入り江について、終戦直後にクリール諸島(北方領土と千島列島)上陸作戦で死亡した旧ソ連軍の兵士2人にちなんで命名した。タス通信が...
北方領土ノート

ロシア語で読み聞かせ 親子楽しく文化学ぶ 根室市

親子でロシア語の昔話をロシア語で読み聞かせする講座が12、19日、根室市の道立北方四島交流センター(ニ・ホ・ロ)で開かれた。ロシア語講座は約30年行われているが、読み聞かせは新しい試みだ。19日の講座には、親子ら17人が参加。根室市北方領土...
北方四島の話題

千島連盟2支部の独自洋上慰霊 返還運動停滞を危惧

【2021取材ノートから】10月6日朝、羅臼漁港から観光船が出発し、東へ向かった。日ロ中間ラインに近づくにつれて空を覆う雲が消え、陽光が国後島を照らし出した。千島歯舞諸島居住者連盟(千島連盟)羅臼支部が独自に行った洋上慰霊。羅臼町在住者を中...
北方領土ノート

ドキュメンタリー映画「クナシリ」が伝える「微妙な真実」

「随分、偏った立場の人ばかりにインタビューしていると思いましたが、北方四島の一面が知れたように感じまた」--ベラルーシ出身のウラジーミル・コズロフ監督が撮ったドキュメンタリー映画「クナシリ」を釧路で観たという友人は、感想をこう語ってくれたの...
北方領土ノート

択捉 出撃の光景今も 単冠湾に軍艦30隻、真珠湾へ 日米開戦80年

1941年(昭和16年)12月8日の太平洋戦争開戦から80年がたった。米ハワイの真珠湾を攻撃した旧日本海軍の機動部隊は開戦直前、北方領土択捉島の単冠(ひとかっぷ)湾にひそかに集結し、出撃した。戦端を開いた奇襲作戦の出発地となった島は終戦後に...
北方領土ノート

12/5(日) 根室-国後陸揚庫の保存と活用を考える 公開ヒアリング&意見交換会開催

12月5日(日)に道立北方四島交流センターで、国の登録有形文化財に登録された「根室国後間海底電信線陸揚庫」について、保存活動に関わってきた方をはじめ、様々な分野で活動している市民や元島民から、陸揚庫の保存と活用に向けた提案・意見を聴くヒアリ...
ビザなし渡航

遠い故郷 空白の2年 解決はいつ…

北方領土問題の解決に向けた動きが停滞している。コロナ禍の2年間、元島民たちがビザなしで故郷の島を訪問する交流事業は、すべて中止になった。「生きているうちに故郷の土を踏みたい」平均年齢86歳の元島民たちに残された時間は、刻一刻と少なくなってい...