北方領土ノート

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話芸で北方領土返還訴える 落語家三遊亭金八さん 新境地挑む覚悟

北方領土の返還を願い、話芸の世界で運動を後押ししている落語家がいる。三遊亭金八さん(50)。歯舞群島・志発(しぼつ)島の元島民2世だ。北方領土に接する北海道根室市で生まれ育った。ロシアによる実効支配は76年に及び、この問題を人々の心にどう響...
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国後島周辺ホッケ安全操業スタート 初水揚げ型は良好 臨検なし

羅臼漁協(根室管内羅臼町)に所属するホッケ漁船12隻が1日、北方領土・国後島周辺海域で、安全操業のホッケ刺し網漁を開始した。解禁は9月16日だったが、日ロ中間ライン手前の羅臼沿岸の水揚げが好調なことなどから出漁を見合わせていた。船団は午前0...
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納沙布岬の「四島のかけ橋」塗料で落書き修復 

北方領土返還の決意を示すために納沙布岬に建てられたモニュメント「四島(しま)のかけ橋」に書かれた落書きの修繕作業が29日、始まった。高圧洗浄機では落としきれなかったため、塗装する。市は防犯カメラや街灯の設置など、再発防止策を検討している。(...
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千島連盟別海町支部も洋上慰霊 10月6日に

千島歯舞諸島居住者連盟(千島連盟)別海町支部=根室管内別海町=は、10月9日に根室海峡の日ロ中間ライン近くで洋上慰霊を行うことを決めた。北方領土元島民ら最大20人を乗せ、観光船で向かう。北方四島での墓参が新型コロナウイルス感染拡大で2年間行...
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元島民の体験、ラジオ番組に 千島連盟オホーツク支部とFMあばしりが協力 14日から放送「証言通じ領土への関心高めて」

北方領土の元島民らでつくる千島歯舞諸島居住者連盟オホーツク支部が、コミュニティー放送局FMあばしり(網走)の協力で、元島民の体験をラジオ番組として放送する取り組みを昨年に続き進めている。高齢化に伴い人数の減少が続く元島民の体験を音声として残...
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「元島民の気持ちに応えたい」千島連盟羅臼支部が独自の洋上慰霊へ

「2年も古里に帰れず、じくじたる思いだった。全国にいる北方領土の元島民や親族の気持ちにも応えたい」―。千島歯舞諸島居住者連盟(千島連盟)羅臼支部の鈴木日出男支部長(69)は27日、先祖の洋上慰霊を10月6日に独自で行うと発表し、新型コロナウ...
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北方四島の元島民ら洋上慰霊へ 千島連盟支部と羅臼町10月6日に独自実施

千島歯舞諸島居住者連盟(千島連盟)羅臼支部と根室管内羅臼町は27日、北方領土元島民らを乗せた船で根室海峡の日ロ中間ラインに近づき先祖を供養する「洋上慰霊」を、10月6日に行うと発表した。新型コロナウイルスの感染拡大でビザなし渡航の中止が続い...
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島の「語り部」育成停滞 後継世代コロナ禍で活動減、経験積めず 元島民高齢化「実践の場もっと」

北方領土の元島民の平均年齢が86歳を超える中、元島民らが島の記憶を語り継ぐ「語り部」の子や孫世代への引き継が停滞している。語り部としての派遣の要望が元島民に集中したり、新型コロナウイルス禍で活動制限を受けたりして、後継者世代が経験を積む場が...
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奪われた思い出の地 国後島で少年時代 紋別の佐藤一美さん(88)

北海道新聞2021/9/26「地域から179の窓 戦争の記憶 今こそ伝えたい」より。
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戦争の記憶 今こそ伝えたい

戦後76年。当時を知る人が少なくなり、記憶の継承が難しくなっています。その一方で、戦争体験者にとって、今だからこそ伝えたいこと、受け止めてほしい思いもあるのではないでしょうか。「戦犯」の青年との出会いと別れ。空襲で炎に包まれた市街地。父と漁...