北方領土ノート

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別海町で北方領土の元島民の子や孫たちが島の歴史を学ぶ

北方領土の元島民の子や孫たちが島の歴史について学ぶ学習会が道東の別海町で開かれました。別海町の生涯学習センターで18日開かれた学習会には、根室地方を中心に元島民のほか、その子や孫などおよそ60人が参加しました。はじめに学習会を主催した千島歯...
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北方領土「語り部」の講演回数がコロナ禍前の水準に戻る

北方領土問題への関心を高めてもらうため元島民などが「語り部」として体験を話す講演の回数が、昨年度、コロナ禍前の水準に戻りました。一方、元島民の高齢化により2世の後継者による活動が増えてきています。北方領土の元島民などでつくる「千島歯舞諸島居...
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択捉島出身の三上洋一さん(87)「島での記憶全て伝えたい」変わらぬ故郷への思い

北方領土・択捉島出身の三上洋一さん(87)=神奈川県相模原市在住=は、引き揚げてから80年近くたった今も、故郷・留別(るべつ)村を思い出さない日はない。島について知る人が年々少なくなる中、当時の暮らしぶりや旧ソ連軍の侵攻、2年間のロシア人と...
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千島連盟「語り部」事業20年「今だからこそ経験伝えたい」 

ロシアのウクライナ侵攻が続く中、千島歯舞諸島居住者連盟(千島連盟、本部・札幌)の「語り部」事業が20年を迎えた。北方四島の元島民が自らの経験を通じ、領土返還の意義を訴えてきたが、日ロ交渉は途絶え、対話の見通しは立たない。元島民の高齢化で、特...
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元島民の思い 道職員胸に刻む 勇留島出身・角鹿さん、根室振興局で講話

根室振興局に今春着任した道職員らが北方領土問題を学ぶ元島民の講演会が、根室振興局で開かれた。3年目の今回は全道の振興局や本庁にも初めて配信し、千島歯舞諸島居住者連盟根室支部長の角鹿泰司(つのかやすじ)さん(87)の講話に約60人が耳を傾けた...
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ロシア大使が天皇陛下にプーチン大統領の信任状渡す 外務省は写真撮影認めず「対外公表は望ましくない」

1年以上の空席を経て、今年3月に来日した新・駐日ロシア大使のニコライ・ノズドレフ氏が23日、皇居を訪れ、天皇陛下にプーチン大統領からの信任状を渡す「信任状捧呈(ほうてい)式」に臨んだ。儀式の様子は外務省の要請により、記者団に非公開で行われた...
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新しいロシア駐日大使が外務省訪問 岡野事務次官と会談

ロシアのノズドレフ駐日大使が今月着任してから初めて外務省を訪れ、これから正式に外交活動を始めることになります。今月上旬に着任したロシアの駐日大使ニコライ・ノズドレフ氏は14日午後、外務省を訪れました。外務省によりますと、ノズドレフ大使は、岡...
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元島民 根室の小学校で講演 “生の声”で北方領土に関心を

北方領土の元島民の高齢化が進む中、根室市の小学校で色丹島出身の元島民による講演会が開かれました。21日、根室市の成央小学校で開かれたこの講演会には5年生と6年生の児童およそ100人が参加しました。講師は色丹島出身の得能宏さん(90)で、11...
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「旅人が気の毒だから」北方領土を望む岬の果てに現れたのは

北方領土を指呼の間に望む北海道根室市・納沙布岬の食堂「岬の駅」の入り口に4月、花咲ガニや醤油(しょうゆ)漬けイクラなどが買える自動販売機が現れた。設置したのは食堂を切り盛りする滝沢孝さん(71)。昼間は食堂で「北方四種丼」(イクラ、タコ、カ...
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貝殻島コンブ漁、出漁は6月15日 生育に遅れ

根室市歯舞漁協は23日、北方領土貝殻島周辺コンブ漁の一斉出漁日を6月15日と決めた。日ロ民間交渉で今年の漁は同1日に解禁されることになったが、コンブの生育が遅れているとみて、当面出漁を見合わせる。(北海道新聞デジタル2024/5/23) 今...