北方領土ノート

北方領土ノート

「憲法改正、考慮が必要」 領土問題でプーチン氏 交渉継続は明言も、強硬姿勢崩さず

ロシアのプーチン大統領は4日、各国の通信社幹部とサンクトペテルブルクで会見し、日本との北方領土問題について「憲法改正を考慮しなければならない」と述べた。ロシアは昨年7月に発効した改正憲法に領土割譲の禁止を明記。プーチン氏は「平和条約に関する...
北方四島の話題

南クリル地区(国後島、色丹島、歯舞群島)創設75周年

南クリル地区の歴史から(kurilnews.ru 2021/6/4) 2021 年 1 月 1 日現在、南クリル地区(国後島、色丹島、歯舞群島)の人口は 12,000 人である。都市部の人口は7,900人、農村人口は4,100人となっている...
北方領土ノート

プーチン大統領「日本との平和条約締結交渉を中断する必要はない」

「私たちはロシアの領土割譲を禁止する憲法改正を行った。これを考慮に入れる必要はあるが、平和条約の締結に向けた作業を中断する必要はないと思う」--プーチン大統領は、サンクトペテルブルク国際経済フォーラムで行われた外国の報道機関との会見で、こう...
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『魯』と『露』

(釧路新聞2021/6/4) ロシアを漢字一文字で表記すると今は「露」であるが、江戸末期には「魯」が優勢だった。日本とロシアが話し合いで国境を確定した1855年の日魯通好条約では「魯西亜」と書かれている。 1875年5月7日調印の樺太千島交...
エトセトラ

漁船拿捕、曖昧な海域 国境未画定、抗議まで5日 日ロとも「EEZ内」主張 解放見通せず

政府は3日、稚内沖でロシア当局に拿捕(だほ)された「第172栄宝丸」(160トン、渡辺大介船長)が、日本の排他的経済水域(EEZ)内で操業していたとしてロシア側に2日に抗議したと発表した。5月28日の拿捕から5日要したのは、日ロ間で国境が画...
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小さな本の壮大な旅の物語 国後島から根室まで1万4,000km

国後島の知人から書籍を郵便で送ってもらった。国際郵便である。北方四島から国際郵便物を受け取ったのは初めての体験だ。これまでは、ビザなし渡航の北方墓参や自由訪問、北方四島交流(ビザなし交流)で年に2~3回、島に渡っていたので、向こうの人に直接...
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ソ連、1972年に北方領土2島決着案 平和条約模索の文書判明

【モスクワ共同】ソ連が中国との対立激化を背景に1972年、日本との関係改善に向け、56年の日ソ共同宣言に基づく歯舞群島、色丹島の2島引き渡しで北方領土問題の最終解決を目指して作成した平和条約案が23日判明した。ソ連が日中関係の正常化を警戒し...
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領土返還訴えるラッピングバス運行 千島連盟別海支部

千島歯舞諸島居住者連盟別海町支部(臼田誠治支部長)は町有バスの車体に返還運動を啓発する帯を付けたラッピングバスの運行を始めた。根室管内の支部ではラッピングバスの実施は初という。支部のメンバーはバスが返還運動の広告塔として多くの目に触れること...
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根室出身のアルメニア大使

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北海道、洋上慰霊を検討 北方領土墓参 感染対策で

道は12日の道議会北方領土対策特別委員会で、北方領土の元島民らが古里で墓参りする北方領土墓参事業について、島に上陸せず、墓地に近い海域などに停泊した船上で慰霊祭を行う「洋上慰霊」の実施を、本年度の新たな事業として検討していることを明らかにし...