北方領土ノート

ビザなし渡航

北方領土問題で「専門家会議」 根室市が来月設置

北方領土ビザなし交流の開始30年を来年に控え、根室市は7月17日、四島との交流や往来のあり方などを検討する「専門家会議」を設置する。ビザなし交流や文化財保護などの専門家5人を委員に任命、講演会やシンポジウムなどを定期開催し、市民参加型の取り...
北方領土ノート

海峡のかなた 青空に爺々岳

通信員の福沢英雄さんは標津町在住の元島民です。歯舞群島多楽島出身。写真が趣味で、ビザなし交流で島に行ったときには、交流会で「カチューシャ」をロシア語で歌います。今も現役でご活躍の様子。しばらくお目にかかっていませんが、安心しました。
北方領土ノート

「憲法改正、考慮が必要」 領土問題でプーチン氏 交渉継続は明言も、強硬姿勢崩さず

ロシアのプーチン大統領は4日、各国の通信社幹部とサンクトペテルブルクで会見し、日本との北方領土問題について「憲法改正を考慮しなければならない」と述べた。ロシアは昨年7月に発効した改正憲法に領土割譲の禁止を明記。プーチン氏は「平和条約に関する...
北方四島の話題

南クリル地区(国後島、色丹島、歯舞群島)創設75周年

南クリル地区の歴史から(kurilnews.ru 2021/6/4) 2021 年 1 月 1 日現在、南クリル地区(国後島、色丹島、歯舞群島)の人口は 12,000 人である。都市部の人口は7,900人、農村人口は4,100人となっている...
北方領土ノート

プーチン大統領「日本との平和条約締結交渉を中断する必要はない」

「私たちはロシアの領土割譲を禁止する憲法改正を行った。これを考慮に入れる必要はあるが、平和条約の締結に向けた作業を中断する必要はないと思う」--プーチン大統領は、サンクトペテルブルク国際経済フォーラムで行われた外国の報道機関との会見で、こう...
北方領土ノート

『魯』と『露』

(釧路新聞2021/6/4) ロシアを漢字一文字で表記すると今は「露」であるが、江戸末期には「魯」が優勢だった。日本とロシアが話し合いで国境を確定した1855年の日魯通好条約では「魯西亜」と書かれている。 1875年5月7日調印の樺太千島交...
エトセトラ

漁船拿捕、曖昧な海域 国境未画定、抗議まで5日 日ロとも「EEZ内」主張 解放見通せず

政府は3日、稚内沖でロシア当局に拿捕(だほ)された「第172栄宝丸」(160トン、渡辺大介船長)が、日本の排他的経済水域(EEZ)内で操業していたとしてロシア側に2日に抗議したと発表した。5月28日の拿捕から5日要したのは、日ロ間で国境が画...
北方領土ノート

小さな本の壮大な旅の物語 国後島から根室まで1万4,000km

国後島の知人から書籍を郵便で送ってもらった。国際郵便である。北方四島から国際郵便物を受け取ったのは初めての体験だ。これまでは、ビザなし渡航の北方墓参や自由訪問、北方四島交流(ビザなし交流)で年に2~3回、島に渡っていたので、向こうの人に直接...
北方領土ノート

ソ連、1972年に北方領土2島決着案 平和条約模索の文書判明

【モスクワ共同】ソ連が中国との対立激化を背景に1972年、日本との関係改善に向け、56年の日ソ共同宣言に基づく歯舞群島、色丹島の2島引き渡しで北方領土問題の最終解決を目指して作成した平和条約案が23日判明した。ソ連が日中関係の正常化を警戒し...
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領土返還訴えるラッピングバス運行 千島連盟別海支部

千島歯舞諸島居住者連盟別海町支部(臼田誠治支部長)は町有バスの車体に返還運動を啓発する帯を付けたラッピングバスの運行を始めた。根室管内の支部ではラッピングバスの実施は初という。支部のメンバーはバスが返還運動の広告塔として多くの目に触れること...