北方領土ノート

北方領土ノート

北方領土 河野担当相 存在感薄くSNSの発信少なく/元島民ら落胆

河野太郎沖縄北方担当相が、所管する北方領土政策で存在感を発揮していない。啓発強化などに意欲を示してきたが、就任半年を過ぎても目立った取り組みは見えず、得意とする会員制交流サイト(SNS)での発信も数少ない。兼務するワクチンや規制改革などの他...
北方領土ノート

北方四島に残存か 調査模索 <根室 トーチカは語る>下 

(北海道新聞2021/4/3)  北方領土・国後島の砂浜で、ビザなし渡航で訪れた参加者が遠くを指さす。その足元に、コンクリート製の箱状の建造物が見えた。 「これ、トーチカでは?」。根室の自然や歴史を調べる市民グルーブ、北方地域研究会の髙橋隆...
北方領土ノート

北方領土元島民高齢化、平均年齢86歳 人数は終戦時の3割

北方領土の元島民の平均年齢が3月末現在で前年同期から1歳上がり、86.0歳となった。人数は111人減って5660人となり、1945年(昭和20年)8月の終戦時に北方領土に住んでいた1万7291人の32.7%にまで減少した。(北海道新聞202...
北方四島の話題

フランス人監督が国後島ドキュメンタリー映画 「元島民も見て」

フランス人監督による北方領土の国後島を舞台にしたドキュメンタリー映画「クナシル(KOUNACHIR)」が製作された。欧州で極東の辺境が映画の題材になるのは珍しく、フランスの三大ドキュメンタリー映画祭の一つで最高賞を獲得するなど高い評価を受け...
北方領土ノート

スケソウ漁臨検最多91隻 漁具被害5件確認 北方領土安全操業

【羅臼】北方領土国後島周辺海域で行われた今季の安全操業のスケソウ刺し網漁で、ロシア国境警備局が日本漁船に乗り込んで操業日誌の点検などを行う「臨検」を延べ91隻に実施したことが、羅臼漁協(根室管内羅臼町)などの調べで分かった。スケソウ刺し網漁...
北方領土ノート

北方領土の記憶、動画で発信 元島民団体が「ユーチューブ」にチャンネル

北方領土の元島民らでつくる千島歯舞諸島居住者連盟(千島連盟、札幌)が、島の記憶を伝え広める「北方領土の語り部」や、元島民のインタビュー映像を動画投稿サイト「ユーチューブ」で公開している。デジタル化した資料をインターネット上で誰もが見られるよ...
北方四島の話題

創設75周年を迎える南クリル地区

色丹島で生まれれた最初のロシア人ヴィチャ・オディンツォフ(1946年6月12日イワン・クワチ撮影)「色丹島最初の移住者」(1946年6月12日、イワン・クワチ撮影)※写真集「千の島を巡るクリル探検1946年」より ヴァルフォロメエフ家は国後...
北方領土ノート

日ソ共同宣言署名の直前に発行されたアサヒグラフの「特集 南千島」

「日ソ共同宣言」がモスクワで署名されたのは1956年10月19日でしたが、その直前に発行された「アサヒグラフ」(1956年9月23日号)が6ページにわたって「特集 南千島」を掲載しています。調べものがあって、古本屋で購入しました。初めて目に...
エトセトラ

根室新聞3月末で休刊 株主総会で正式決定 市民から惜しむ声

根室新聞社(岡野忠春社長)が発行する夕刊紙「根室新聞」が、創刊から74年の歴史に幕を下ろすことになった。10日の臨時株主総会で、3月末に休刊し、4月末で会社を解散することを全会一致で決めた。市民や関係者からは、事実上の廃刊を惜しむ声が聞かれ...
北方四島の話題

「祈りの火」消える日いつ来る… 納沙布岬、領土返還願い40年

本土最東端の納沙布岬には一日も早く消えることが望まれる火がある。北方領土返還を祈念するアーチ状のモニュメント「四島のかけ橋」の下で、赤々と燃える「祈りの火」。領土返還が実現するまで燃やし続けようと1981年に点火したが、その願いがかなわない...