北方領土ノート

エトセトラ

根室新聞3月末で休刊 株主総会で正式決定 市民から惜しむ声

根室新聞社(岡野忠春社長)が発行する夕刊紙「根室新聞」が、創刊から74年の歴史に幕を下ろすことになった。10日の臨時株主総会で、3月末に休刊し、4月末で会社を解散することを全会一致で決めた。市民や関係者からは、事実上の廃刊を惜しむ声が聞かれ...
北方四島の話題

「祈りの火」消える日いつ来る… 納沙布岬、領土返還願い40年

本土最東端の納沙布岬には一日も早く消えることが望まれる火がある。北方領土返還を祈念するアーチ状のモニュメント「四島のかけ橋」の下で、赤々と燃える「祈りの火」。領土返還が実現するまで燃やし続けようと1981年に点火したが、その願いがかなわない...
北方四島の話題

千島列島–クリリスコエ・アジリエーリィ (クリルの首飾り)

クリル諸島に関する数ある書籍の中で、ユーリ・エフレモフ(1913--1999)による「クリル・ネックレス」は2つの点で際立っている。まず、この本がソビエトが解放したクリル諸島を詳細に紹介した最初の本だということがある。第二にエフレモフは軍事...
北方領土ノート

元島民 釧路新聞「余塵」から

『元島民』(釧路新聞2021/2/22「余塵」より) 2月は8月とともに「北方領土返還運動全国強調月間」とされている。2月7日の「北方領土の日」を中心に全国の県民会議などを通じてさまざまな運動が行われたはずだ。 四島交流センター「ニ・ホ・ロ...
北方四島の話題

<2月7日北方領土の日>変わる四島 かすむ返還 コロナ禍で観光特需 過大投資に不満も

ロシアが実効支配する北方領土は、新型コロナウイルスの影響で海外旅行を諦めたロシア人に、代替の観光先として人気が高まっている。北方四島を事実上管轄するサハリン州政府は好機ととらえ、壮大なリゾート開発構想を打ち上げ、インフラ整備もアパートや商業...
北方領土ノート

教え子と過ごした北方領土・志発島 旧ソ連支配下に渡航、大畑さん 島戻らず「国が責任を」

1945年(昭和20年)の終戦後、旧ソ連が実効支配する北方領土に自ら渡った日本人がいる。根室市の大畑繁雄さん(94)。45年11月に歯舞群島の志発(しぼつ)島に渡り、強制送還までの2年近く代用教員を務めた。島を離れて70年余、心を通わせた教...
北方領土ノート

鹿児島で北方領土返還要求県民集会

「北方領土の日」の7日を前に、北方領土返還要求運動鹿児島県民会議は5日、県民集会を鹿児島市のホテルで開いた。(南日本新聞2021/2/6)
北方四島の話題

北方四島周辺マダラ漁断念 コロナでロシア側の書類遅れ

根室を拠点に北方四島周辺のロシア主張200カイリ内で操業するマダラ底はえ縄漁船が、漁期となる1~2月の操業を断念した。新型コロナウイルスの影響で、操業に不可欠な操業日誌がロシア側から届くのが遅れたことに加え、ロシア側が近年、四島周辺水域で日...
北方領土ノート

北方領土の日の根室管内住民大会 無観客に

来月7日の「北方領土の日」に根室市で開かれる島の返還を訴える大会について、ことしは新型コロナウイルスの感染拡大を受けて無観客とし、オンラインで配信することになりました。(NHK NEWS WEB 2021/1/18) この大会は2月7日の「...
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樺太連盟3月末解散 引き揚げ者援護、戦禍伝え70年超 会員高齢化「使命果たした」

樺太(現ロシア・サハリン)からの戦後引き揚げ者らでつくる全国樺太連盟(東京、西本美嗣会長)が、3月末で解散することが分かった。1948年の結成以来、引き揚げ者の援護や親睦のほか、樺太の暮らしや戦禍の伝承に力を入れてきたが、会員の高齢化で継続...