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根室新聞3月末で休刊 株主総会で正式決定 市民から惜しむ声

根室新聞社(岡野忠春社長)が発行する夕刊紙「根室新聞」が、創刊から74年の歴史に幕を下ろすことになった。10日の臨時株主総会で、3月末に休刊し、4月末で会社を解散することを全会一致で決めた。市民や関係者からは、事実上の廃刊を惜しむ声が聞かれ...
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61年前の米ソ冷戦下 49日間漂流したソ連兵を米空母が救助、サンフランシスコで歓待

今から61年前の1960年年1月17日。ソ連軍の建設部隊の兵士4人が乗った自走式はしけT-36が択捉島沖で遭難した。漂流すること49日間、3月7日に太平洋の真ん中で、米海軍の空母キアサージに救助された。4人は21歳の軍曹のほか20歳の初年兵...
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サハリン柔道・サンボ連盟のカルダシュ会長に旭日単光章を授与 柔道の普及とロ日交流に貢献

日本政府はサハリン柔道・サンボ連盟会長で「サンボ・柔道学校」の校長でもあるアレクサンドル・カルダシュ氏に、旭日単光章を授与した。授賞式は、ユジノサハリンスク日本領事館で行われた。カルダシュ氏は25年前からサハリンと北海道における青少年の柔道...
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アライド火山 ロシアの宇宙飛行士 クリルアイヌの伝承とともに宇宙からの写真を投稿

ロシアの宇宙飛行士セルゲイ・スヴェルチコフがクリル諸島(千島列島)で最も高いアライド火山とカムチャツカのクリル湖を撮影し、インスタグラムに投稿した。国際宇宙ステーションの窓からは、雪に覆われた山頂がはっきりと見える。アライド火山は2,339...
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北クリルとカムチャツカ航路 投資家が新造船建設か

北クリル諸島(※パラムシル島・セベロクリリスクのことか)とペトロパブロフスク・カムチャツキーを結ぶ定期航路の開設が検討されている。当局は投資家が2021年までに小型の双胴船を建設し、2022年初めから運航を開始すると予想している。サハリン州...
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樺太時代の高さ42mの日本の煙突がついに解体された サハリン・旧塔路 

サハリン本島のシャフチョルスク(旧塔路)に立っていた、樺太時代に日本が造った高さ42mのコンクリート製煙突が、ついに倒され解体された。タタール海峡を望む岸辺に静かに何十年もの間、その煙突は立っていた。発破を仕掛けて倒すことが難しく、業者は頑...
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サハリン沖 海の天使クリオネを撮影 氷上の釣り人

サハリンの沖合の氷上で釣りをしていた人が珍しいクリオネを撮影した。天国からの使者に似た、その珍しい容姿から海の天使と呼ばれる。体長は4~6㎝で、めつたに人前に姿を見せることがなく、見つけた人には幸運が訪れると考えられている。羽ばたきをしなが...
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「だんな、一匹恵んでおくんなまし」漁師に魚をねだるトド 北クリルのパラムシル島で

北クリルのパラムシル島セベロクリリスク在住のカメラマン、セルゲイ・ラコモフが漁師にエサをねだるトドの動画を送って来た。場所は漁船の水揚げが行われるセベロクリリスクの港。トドは海に廃棄される漁獲物の一部を狙って寄って来る。エサが少ないとみると...
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サハリンで最初の地震観測所 1905年に日本が建てたコンクリート造りの建物

コルサコフ(旧大泊)の住民はサハリンで最初の地震観測所が入っていた日本の建物が取り壊されるのではないかと心配している。建物はコンクリート造りで、郷土史家エレナ・ヴィクトロフナさんが日本から得た情報によると、1909年に大泊に開設された地震観...
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取り壊される樺太時代の煙突 別れを惜しみ数十年ぶりに煙を吐いた

サハリン本島ウグレゴルスク地区(旧恵須取)のシャフチョルスク(旧塔路)にある、樺太時代に日本が造った建物と煙突。新たに石炭倉庫を建てるために取り壊しが始まったが、2月22日、地元住民は煙突から数十年ぶりに煙が上がっているのに気づいた。住民に...