エトセトラ

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樺太時代の高さ42mの日本の煙突がついに解体された サハリン・旧塔路 

サハリン本島のシャフチョルスク(旧塔路)に立っていた、樺太時代に日本が造った高さ42mのコンクリート製煙突が、ついに倒され解体された。タタール海峡を望む岸辺に静かに何十年もの間、その煙突は立っていた。発破を仕掛けて倒すことが難しく、業者は頑...
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サハリン沖 海の天使クリオネを撮影 氷上の釣り人

サハリンの沖合の氷上で釣りをしていた人が珍しいクリオネを撮影した。天国からの使者に似た、その珍しい容姿から海の天使と呼ばれる。体長は4~6㎝で、めつたに人前に姿を見せることがなく、見つけた人には幸運が訪れると考えられている。羽ばたきをしなが...
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「だんな、一匹恵んでおくんなまし」漁師に魚をねだるトド 北クリルのパラムシル島で

北クリルのパラムシル島セベロクリリスク在住のカメラマン、セルゲイ・ラコモフが漁師にエサをねだるトドの動画を送って来た。場所は漁船の水揚げが行われるセベロクリリスクの港。トドは海に廃棄される漁獲物の一部を狙って寄って来る。エサが少ないとみると...
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サハリンで最初の地震観測所 1905年に日本が建てたコンクリート造りの建物

コルサコフ(旧大泊)の住民はサハリンで最初の地震観測所が入っていた日本の建物が取り壊されるのではないかと心配している。建物はコンクリート造りで、郷土史家エレナ・ヴィクトロフナさんが日本から得た情報によると、1909年に大泊に開設された地震観...
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取り壊される樺太時代の煙突 別れを惜しみ数十年ぶりに煙を吐いた

サハリン本島ウグレゴルスク地区(旧恵須取)のシャフチョルスク(旧塔路)にある、樺太時代に日本が造った建物と煙突。新たに石炭倉庫を建てるために取り壊しが始まったが、2月22日、地元住民は煙突から数十年ぶりに煙が上がっているのに気づいた。住民に...
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日本車輸入 30人から代金の一部800万ルーブルをだまし取る

サハリン地方検察庁は日本車の輸入を代行するとして30人の客から金をだまし取った男に対して刑事訴訟を提起した。被告は2014年7月から2020年5月にかけて、日本から自動車を購入してやると話しをもちかけ、前払いで代金を受け取ったが、自動車を輸...
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クリル諸島中部の松輪島・サリチェフ火山が目覚めた

サハリン火山噴火対策チームは、クリル諸島中部の無人島マトゥア島(松輪島)のサリチェフ山(1,496m、芙蓉山)で2月15日午前9時、熱異常を観測したと発表した。クリル諸島の他の地域(国後島、色丹島、択捉島、パラムシル島)の集落に脅威を与える...
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北クリルのセベロクリリスク沖にシャチの家族

北クリルのセベロクリリスク沖合に、シャチの群れが現れた。2月13目午後、シュムシュ島(占守島)とパラムシル島(幌筵島)の間の第2クリル海峡で、地元住民が海面に4つの背びれを発見した。「シャチの家族ではないか。4頭のうち2頭は体が小さかった。...
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サハリン州博物館が極東で最高ランクを獲得 ロシア観光情報協会の評価

サハリン州郷土博物館がロシア観光情報協会が行った博物館評価で、同じくサハリンにある「チェーホフ・サハリン島文学記念館」とともに、極東における最高ランクを獲得した。郷土博物館は日本統治時代の1937年に建造された「樺太庁博物館」が前身。当時流...
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パンデミックの中、困難を極めた海外のロシア人帰還 外務省が記録集を出版 サハリン住民400人も

新型コロナウイルスの世界的な感染拡大で、帰国困難な状況に置かれたロシア人を国内に帰還させた取り組みを記録した本「私たちはあきらめない」が出版され、ユジノサハリンスクでプレゼンテーションが行われた。国営タス通信とロシア外務省が出版、2000部...