択捉島の話題

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北方領土・択捉島 暴風雪から一夜、除雪作業急ピッチ

暴風雪から一夜明けた北方領土・択捉島では5日朝から、島内最大の水産・建設企業ギドロストロイ社が除雪車など29台を出動させ、クリリスク(紗那)中心街の道路や社会的に重要な施設に通じる道路などを優先して除排雪作業を行っている。
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択捉島「白い崖」で観光客がクマに襲われた事件 ツアーを主催したガイドを起訴

昨年11月、北方領土・択捉島の人気観光地「白い崖」(太平洋側のビラ海岸)でツアー客がクマに襲われ重傷を負った事件で、クリル地方検察当局はツアーを企画した同島の起業家でガイドを務めていた男性を起訴した。起業家はツアー客の生命と健康の安全に関する要件を満たさないサービスを提供し、過失により人体への重大な危害を引き起こしたとして、最長6年の懲役が科せられる可能性がある。
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択捉島・別飛 ウクライナ戦争参加者の家族を支援 島内企業が暖房用燃料を提供

息子が自発的にウクライナでの特別軍事作戦に参加している択捉島レイドヴォ村(別飛)の住民、メラニヤ・ヴォロドキナさんに暖房用のディーゼル燃料2バレルが贈られた。今年1月、同地区のイストミン市長代理と地区住民との会合の際、メラニヤさんは自宅の暖房用の燃料備蓄が不足していると訴えた。
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択捉島・別飛の中学校で軍事愛国月間の取り組みスタート

北方領土・択捉島レイドヴォ(別飛)のレイドフスカヤ中学校で軍事愛国月間が始まった。式典では、バルフチン校長、第1自動車化ライフル中隊副司令官で軍事政治活動担当のアレクセエフ少尉らが挨拶。教師と生徒たちは、戦死した兵士たちを悼んだ。
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ロシア企業が「免税制度」を活用し択捉島にホテル建設 投資額5,000万ルーブル2027年完成

2022年に千島列島に導入された免税制度(KORF)を活用してロシア企業「アトール」が北方領土・択捉島にホテルを建設する。投資額は5,000万ルーブル以上で、2027年に客室15室とカフェを備えた新しいミニホテルをオープンする予定。施設は免税制度の枠組み内で建設され、20年間にわたり所得税をはじめ土地、輸送、財産に対する税金が免除される。
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択捉島・ゴルノエに密閉式コンテナ型のゴミ箱設置「100羽のカラスが消えた」

北方領土の択捉島・ゴルノエ村に、家庭ごみの収集用に2つの密閉式コンテナが設置された。1つは6号棟、もう1つは24号棟の近くに設置されている。新しい2つのコンテナは登録簿に載っているがなぜか、1つだけが一時的に機能し、もう1つはまだ使用できない。以前設置されていたオープンコンテナ型のゴミ箱は撤去された。
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北方領土・択捉島の地元紙「一石三鳥、四鳥」発言を取り上げる「私たち島民には謝罪がない」

北方領土・択捉島の地元紙「クラスヌイ・マヤーク(赤い灯台)」が、「核のごみ」の最終処分場を北方領土に建設する提案に対して、NUMO(原子力発電環境整備機構)の幹部や経産省職員が「一石三鳥四鳥だ」「魅力的な提案」などと発言した問題を取り上げている。
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北方領土・択捉島ゴルノエ村 裁判所が行政府に道路管理計画の策定を命じる判決

北方領土・択捉島のクリル地方裁判所は21日、クリル地方検察官が起こした訴訟を受けて、同島ゴルノエ村の道路の管理計画を策定するようクリル地区行政府に義務付ける判決を下した。
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北方領土・択捉島のサケ密漁事件 住民の男に罰金66万ルーブル、執行猶予付き判決

択捉島を管轄するクリル地方裁判所は、29匹のシロザケを違法に捕獲し、そこから19キログラム強の筋子を採取した択捉島在住の男に執行猶予2年の判決を言い渡した。男はすでに国に対して66万2,000ルーブル強の罰金を支払っている。
北方領土遺産

北方領土・択捉島の博物館に展示されているドイツ軍の燃料ドラム缶のなぞ

北方領土・択捉島の郷土博物館に興味深い展示品がある。ドイツ軍の燃料ドラム缶である。ドイツ軍の燃料ドラム缶がいったいどのようにして択捉島にたどり着いたのか?