択捉島の話題

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択捉島 大勝利80周年と「祖国防衛者の年」を祝う記念事業実施に向けて会議

択捉島クリリスク(紗那)のクリル地区行政府で22日、プーチン大統領が提唱した「祖国防衛者の年」とクリル諸島を解放した大勝利80周年を祝う記念事業について話し合う会議が開催された。地区議会のベラウソワ議長は、記念事業の特別な意義を強調し、華やかで大規模な形で開催する必要があると述べた。
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ギドロストロイ社のトロール漁船など5隻 漁獲量が多い漁船トップ20にランクイン

2024年のロシアの水産物漁獲量は488万トンを超えたが、そのうち370万トンは極東の漁船によるもので、さらにそのほぼ3分の1は20隻の漁船によって占められている。漁獲量が最も多かった上位20隻の漁船が発表され、サハリンからランクインした5隻の漁船はすべて、択捉島発祥の水産企業ギドロストロイ社所属だった。
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択捉島「クリル地区名誉市民」の推薦書類の受付始まる これまで授与されたのは1人だけ

サハリン州クリル地区議会は「サハリン州クリル地区名誉市民」の称号授与にかかる推薦書類の受付開始を発表した。これまで名誉市民の称号とバッジを授与されたのはミハイル・ヤコブレヴィチ・ウラルスキー氏ただ一人である。1970年にクリリスク(紗那)に移住したウラルスキー氏は地元紙「クラスヌイ・マヤーク」の編集局で30年以上働いた。2023年に88歳で死去。
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北方領土・択捉島沖でマグニチュード4.9の地震

1月16日サハリン時間午前1時12分、太平洋のクリル諸島(※北方四島)東岸沖でマグニチュード4.9の地震が発生した。震源から最も近い集落までの距離は213kmだった。
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択捉島の地元紙 テロ攻撃の可能性について住民アンケート 73%が「低い」と回答

北方領土・択捉島の地元紙「赤い灯台」が、択捉島へのテロ攻撃の可能性について住民アンケートを行った。「現時点でクリル地区(択捉島、ウルップ島など管轄)の領土に対するテロ攻撃の可能性をどのように評価しますか?」という問いに対して、「高い」と答えた人が2%、「普通」が19%、「低い」が73%、「回答が難しい」が6%となっている。
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択捉島のトップはコロコロ変わる 27年間でのべ12人 

北方領土・択捉島を管轄するクリル地区議会議員は、1月31日に市長候補者の選考会を行うことを決定した。勝者は、市長と行政長(執行権)の2つの役職を1人で兼任することになる。1998年に、市長が住民の直接投票で選出されなくなってからの27年足らずの間に、のべ12人の市長が誕生した。
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択捉島・別飛の野良牛物語2 

北方領土・択捉島レイドヴォ村(別飛)の野良牛物語の続編。飼い主はかつて個人農場として登録していた地元住民だったが、「時間も機会も希望もない」と、もう飼う気はないそうだ。野良牛のことを知った読者のエレナ・インガチェワさんとナタリア・ゾトワさんが一時的に保護してくれる人を探し始めた。
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北方領土・択捉島の新しい市長候補の選考会 1月31日開催

択捉島を行政区域としているクリル地区の市議会は10日、2025年第一回会議を開催し、アンナ・オシキナ前市長の辞任に伴い空席となっている市長候補者の選考日程などを決めた。市長候補者選考に向けた必要書類の提出期限は1月25日で、市長候補選考会は1月31日午前11時からクリル地区行政府会議室で行われる。
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択捉島・別飛「野良牛」の小さな物語

野良犬や野良猫がいることは、私たちにとっては当たり前のこと。路上で生まれたものもあれば、飽きられたおもちゃのように飼い主に家から放り出されるペットもいる。しかし、牛が野良になるのは、おそらく異例のケースだろう。択捉島ゴルノエのアパートのゴミ捨て場で餌を食べている雄牛でさえ、飼い主がいて、帰る場所がある。しかし、レイドヴォ村(別飛)の牛には、そんな機会はない。
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択捉島・紗那 暴風による送電線事故で停電発生

北方領土・択捉島では暴風による送電線の事故があり、クリリスク市内(紗那)の一部地域で停電が発生している。クリル地区のイストミン市長代理は8日、レーニン・コムソモール通りの停電している住宅を訪れ、現状と復旧の見通しを説明した。