択捉島の話題

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サハリンの移動医療チームが11月に北方領土・択捉島を4回訪問

サハリン州政府が組織する移動医療チームが11月に択捉島を4回訪問する。遠隔地の医療へのアクセスを改善する取り組みの一環で、サハリン州保健省が毎月、各自治体へ専門分野の医師を派遣している。
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北方領土・国後島のフタリシズカ絶滅の危機 クリル自然保護区が移植作戦

国後島のクリル自然保護区は、希少種フタリシズカを絶滅の危機から救うため、移植作戦に取り組んでいる。フタリシズカの分布の北限は国後島で、地滑りや他の植物によって駆逐される脅威にさらされている。同保護区は希少植物種苗圃で独自に栽培を開始。今年11月2日に、8株をヴァレンティーナ川近く(※秩苅別付近)のササが繁茂していない場所に移植した。
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北方領土最大の水産企業を率いたウラジミール・ボチャルニコフ氏が死去

択捉島、色丹島、サハリンで水産加工場を展開しているクリリスキー・ルイバク(千島の漁師=ギドロストロイ・グループ)社を率いたウラジミール・ペトロヴィッチ・ボチャルニコフ氏が亡くなった。択捉島の地元紙「赤い灯台」は、ギドロストロイ社を創設したヴェルホフスキーや択捉島を管轄するクリル地区議会議長のベラウソワの追悼コメントを掲載した。
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北方領土・択捉島の別飛 政治弾圧による犠牲者追悼の日に合わせてイベント開催

政治弾圧による犠牲者追悼の日の10月30日、択捉島レイドヴォ村(別飛)の図書館でイベントが開催された。何千もの人々が不当に弾圧され、いわれなき犯罪で告発され、労働収容所に送られ、追放され、命を奪われたロシアの歴史の悲劇的な一面を、来場者は思い起こし黙とうを捧げた。
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北方領土・択捉島の子供たちは給食で何を食べている? 給食は1日2回、小学生は無料

択捉島クリリスク(紗那)のクリルスカヤ中等学校では、他の中学校と同様に、児童・生徒は1日2回給食が提供されている。小学生は2食とも無料で、高校生は昼食代だけ支払う。
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ウクライナで行方不明のロシア兵家族に一時金支払い 択捉島の軍検察官の申し立て受けて

2024年5月にウクライナ東部での特別軍事作戦で行方不明になったロシア軍兵士の家族に、給与と一時金が振り込まれなかったことが判明した。総額500万ルーブルを超える。
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北方領土・択捉島の単冠湾岸 ロシア軍がドーム型の軍事施設を建設

択捉島の地元紙クラスヌイ・マヤーク(赤い灯台)は、10月29日のテレグラムで、択捉島・カサトカ湾(単冠湾)岸に最近建てられたドーム型の軍事施設の写真を掲載した。レーダーサイトのように見える。
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北方領土・択捉島の紗那 建設廃棄物のコンクリートを不法投棄?!

北方領土・択捉島クリリスク(紗那)のレスナヤ通りに無許可のゴミ捨て場が突如出現した。驚いた住民から、建設廃棄物を投棄した現場写真が択捉島の地元紙「クラスヌイ・マヤーク」に送られてきた。「企業家たちはおそらくお金を節約したいのでしょう。市のゴミ捨て場に行くにはお金を払わなければならないからです」と、市民は嘆いている。
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北方領土・択捉島からサハリンへ航行中、事前に通知した座標と異なる地点から国境通過 貨客船パベル・レオーノフの運航会社に20万ルーブルの罰金

択捉島を出港しサハリンに向かっていた貨客船パベル・レオーノフ号が、ロシアの海上国境を越える際に国境警備隊に事前に提出していた座標データと異なる地点から海上国境を越えたとして、罰金20万ルーブルを科せられた。
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北方領土・択捉島の「見捨てられた」軍の町ゴルノエ村唯一の小学校で大規模修繕始まる 2025年に完了

北方領土・択捉島を実務訪問したサハリン州のリマレンコ知事は、今年大規模修繕が始まったゴルノエ村唯一の小学校を視察した。小学校は1983年に建てられ、様々な基準を満たしていない建物だった。現在、83人の児童が学び、23人の教師が勤務している。