北方領土遺産

北方領土遺産

専門家会議「旧ソ連侵攻の“証人”」 根室の陸揚庫「覆屋」で保存案 領土返還のシンボルに 

【根室】終戦直後まで根室と北方領土・国後島をつないだ海底電信線の中継施設「陸揚庫」に関し、根室市の専門家会議分科会が25日、保存と活用に関する報告書案をまとめた。北方領土関連の歴史的建造物である点を考慮し、次の世代に領土返還運動を引き継ぐ「...
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国登録有形文化財「陸揚庫」覆屋保存を提言 根室と国後島をつないだ海底電信線の中継施設

【根室】終戦直後まで根室と北方領土・国後島をつないだ海底電信線の中継施設で国登録有形文化財の「陸揚(りくあげ)庫」について、根室市による保存活用法を協議する専門家会議分科会は25日、特殊ガラスなどを用いた建築物(覆屋)で囲う案を報告書に盛り...
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択捉島最古の振別 旧跡、史跡「累々として尽きず」 

昭和8年に出版された「根室千島両国郷土史」(本城玉藻編)に、択捉島・振別に関する興味深い記述がいくつか出てくる。「◎振別湾 振別村は本島最古の旧跡にして史跡、又累々たり。今は荒廃して、僅に漁家三戸永住するのみなり。古都の周囲高丘には幾多の記...
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択捉島・振別の開拓先人の墓 「根室千島両国郷土史」に新たな名前

北方四島には元島民の墓地が52カ所確認されているが、そこから除外されている日本人の墓が択捉島の振別に存在する。元島民が島に渡るよりももっと前、江戸時代末期に、南下を図る帝政ロシアの圧力から島々を守るため派遣された各藩の藩士たちの墓だ。約20...
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択捉島に残る松前藩士の墓 厚岸・国泰寺の僧侶が供養  

北海道博物館は4日、羅臼町郷土資料館で、公開講座「未来につなぐ北方四島の歴史・文化」を開いた=写真=。江戸時代後期に択捉島の松前藩士の墓に、厚岸町の寺院の僧侶が法要に墓参していたことが報告され、講演した北海道博物館の東俊佑学芸員は「江戸時代...
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利尻富士の文化遺産を紹介 石崎陸揚庫も 海の駅でパネル展

【利尻富士】「利尻富士町の文化遺産を生かした学び交流事業活動展」(町教委主催)のパネル展示が19日まで、鴛泊港フェリーターミナル(海の駅おしどまり)で行われている。 会場には、石崎地区にある通信用海底ケーブルの中継施設「陸揚庫(りくあげこ)...
北方領土遺産

学び舎が焼失…消えた「日本人の暮らしていた証」「残念だね。悔しいね。日本時代のものがなくなっていく」

1855年の2月7日に結ばれた日ロ通好条約。この条約で択捉島と得撫島の間に国境線が定められたことから2月7日は「北方領土の日」と制定されています。返還はいまも実現されず元島民の高齢化が進む中日本人が住んでいた証が先月、島から消えてしまいまし...
北方領土遺産

函館と択捉島 つながり守れるか 北方領土の歴史と記憶

北方領土で最も大きい島、「択捉島」。 実は函館と深いつながりがあることをご存じでしょうか? かつて島には函館から多くの人が行き来し、漁業の発展を支えてきました。択捉島が函館の経済圏として「函館市択捉町」とも呼ばれていたほどです。しかし今、そ...
北方領土ノート

<卓上四季>ばあちゃんのしべとろ

北方領土創作絵本/「ばあちゃんのしべとろ」1ページ - 根室振興局地域創生部北方領土対策課 (hokkaido.lg.jp)択捉島蘂取(しべとろ)村で生まれ育った三船志代子さんが村の暮らしをつづった絵本「ばあちゃんのしべとろ」(瑞雲舎)は、...
北方領土遺産

根室と北方領土をつないだ「陸揚庫」 守り続ける家族の思い

7日は「北方領土の日」です。北方領土に隣接する根室市には「陸揚庫」と呼ばれる施設があります。かつて根室と北方領土をつないでいたこの施設を守り続けようとするある家族を取材しました。(NHK北海道NEWSWEB 2023/2/6)