北方領土遺産

北方領土遺産

『古丹消物語』– 猪谷さんがつないだ想い

北方領土にルーツを持つ著名人と言えば、国後島・古丹消生まれの猪谷千春さんだろう。1956年冬季五輪スキー回転競技の銀メダリストだ。「なぜ国後生まれの若者が」と、調べていくうち、古丹消への移住を決意し、島民にスキーの滑り方や板の削り方、独自開...
北方領土遺産

根室の陸揚庫保存・活用策探るシンポ詳報 今の場所・姿で/時間経過による劣化も価値

終戦直後まで根室と北方領土の国後島をつないだ海底電信線の中継施設「陸揚(りくあげ)庫」に関し、根室市内で1月21日に行われたシンポジウムでは、専門家らが具体的な保存や活用の方法について議論し、参加者もさまざまな意見を提示した。詳細を報告する...
北方領土遺産

根室国後「陸揚庫」最大のナゾ、建築年が分かった 昭和4年(1929年) 9月改築 札幌逓信局「工務時報」に記述

ソ連軍による北方領土侵攻と占領をリアルタイムで根室側に伝えた通信施設「根室国後間海底電信線陸揚施設」(通称・陸揚庫)の建築年が、とうとう明らかになった。陸揚庫について調べ始めて13年。さまざま昔の公文書をあたってきたが、陸揚庫に関する記述は...
北方領土遺産

択捉島 解体された紗那郵便局跡から出土した「半鐘」のナゾが解けた

以前、北方領土遺産「四島の遺産たち」と題して「解体された択捉島の紗那郵便局の跡地から見つかった半鐘」について書いた。 2015年6月9日、日本が建てた択捉島の紗那郵便局が解体された。その際、玄関向かって右側の地中から、煤と油にまみれた「半鐘...
北方領土遺産

根室国後陸揚庫 建築は1929年9月 根室で調査報告会 北大所蔵資料から判明

終戦まで根室市と北方領土の国後島を結ぶ通信中継拠点だった国登録有形文化財「根室国後間海底電信線陸揚施設」(根室市西浜町)が、1929年(昭和4年) 9月の建築であることが北海道大付属図書館蔵の資料から明らかになった。(読売新聞北海道2023...
北方領土ノート

北方四島の文化、未来へ 現状と展望報告 黒部でフォーラム 

北海道で北方四島の自然や文化の継承に取り組む専門家らが「未来につなぐ北方四島の歴史・文化」と題して現状と展望を報告するフォーラムが14日、富山県黒部市の市コミュニティセンターで開かれた。富山県は北方四島からの引き揚げ者が北海道に次いで多く、...
北方領土遺産

陸揚庫「歴史伝える施設も必要」 根室で専門家がシンポジウム 保存法や活用議論

終戦直後まで根室と北方領土の国後島をつないだ海底電信線の中継施設「陸揚(りくあげ)庫」に関するシンポジウムが21日、市内で行われた。市の専門家会議の委員4人が、陸揚庫の具体的な保存や活用の方法について市民を前に議論した。(北海道新聞釧路根室...
北方領土遺産

「陸揚庫」保存と活用 具体的方向性提示へ

終戦直後まで北方領土の国後島と根室市をつないでいた海底ケーブルの中継施設、通称「陸揚庫」について、市の専門家会議は今年度内に保存と活用に向けた具体的な方向性を示すことを明らかにしました。 根室市に残っている通称「陸揚庫」は、北方領土に日本人...
北方領土遺産

「陸揚庫」保存と活用 具体的方向性提示へ

終戦直後まで北方領土の国後島と根室市をつないでいた海底ケーブルの中継施設、通称「陸揚庫」について、市の専門家会議は今年度内に保存と活用に向けた具体的な方向性を示すことを明らかにしました。根室市に残っている通称「陸揚庫」は、北方領土に日本人が...
北方領土遺産

北方領土「最後の木造日本建築」焼失 日露交流の場目指すさなか

北方領土に残る「最後の木造日本建築」といわれる択捉島の「紗那(しゃな)国民学校」(旧紗那尋常高等小学校)の校舎が17日未明、焼失した。択捉島在住のロシア人から千島歯舞諸島居住者連盟(札幌市中央区)に連絡があった。出火の原因は不明。地元紙「赤...