北方領土遺産

北方領土遺産

国後島の「まれびと」猪谷六合雄の流儀

1929年、猪谷六合雄夫妻は国後島の古丹消を訪れ、そのまま6年暮らした。この間、家2軒とスキーの大小7つのシャンツェを造り、島民にスキーを教えた。古丹消で完成した「猪谷さんの靴下」は今も編み継がれている。
北方領土遺産

国の登録有形文化財「根室国後間海底電信線陸揚施設」(通称・陸揚庫)に仮の覆い屋

根室市西浜町にある国の登録有形文化財「根室国後間海底電信線陸揚施設」(通称・陸揚庫)で仮りの覆い屋工事が行われています。
北方領土ノート

<択捉は今 旧ソ連四島侵攻79年>㊤ 途絶えた交流、消えゆく「日本」

旧ソ連の北方四島侵攻開始から79年が過ぎた。四島最大の島・択捉の今を伝える。(北海道新聞2024/8/29)■旧国民学校、火災で全焼 8月下旬、北方領土・択捉島中心部を流れる紗那川の河口近く。住宅街を歩くと、1メートル近い雑草が生い茂る一角...
北方領土ノート

北方領土「共生時代」の日露 実話元にロシア脚本家が執筆、出版

旧ソ連による北方領土侵攻から今年で79年。富山県は北海道に次いで引き揚げ者が多く、島別で見ると歯舞群島・志発(しぼつ)島からが746人と最も多い。戦後、島の日本人とソ連本土からの移住者が混在して暮らした「共生時代」に、志発島で小舟で沖に流さ...
北方領土遺産

物語「舟」のPRと情報提供呼びかけ ソ連占領下の北方領土で実際に起きた知られざる遭難事件

今年の「洋上慰霊」から、参加者同士が下船後に交流する懇親会が行われていますが、その中で、1947年にソ連占領下の北方領土・志発島で実際に起きた知られざる遭難事件をモチーフにロシア人脚本家が書いた物語「舟」の紹介と情報提供の呼びかけを行ってい...
北方領土遺産

納沙布岬沖、洋上慰霊ポイントから見た貝殻島灯台

また少し傾いたような気がする貝殻島灯台。目を凝らすとロシアの三色旗らしきものが見える。洋上慰霊第2回、歯舞群島コースの慰霊ポイントから。ロシア国境警備艇と水晶島のロシア正教礼拝堂
北方領土遺産

清隆寺本堂  国登録有形文化財に正式登録 国後島産木材使用

サクラの名所としても知られる「清隆寺本堂」(松本町2)が国の登録有形文化財(建造物)に登録された。国の文化審議会が3月に文化財登録を答申していたもので、15日正式に登録となった。(釧路新聞2024/8/23) 真言宗智山派、護国山清隆寺が正...
北方領土遺産

今日は何の日 1945 年 8 月 18 日、千島上陸作戦が始まった

クリル上陸作戦 (第二次世界大戦中に日本軍に対してソ連の第 2 極東方面軍と太平洋艦隊の部隊がクリル諸島=北方四島を含む千島列島=を奪取するために行った上陸作戦) は、1945 年 8 月 18 日に始まった。この作戦の結果、ソ連軍は 19...
エトセトラ

北千島・占守島の戦争野外博物館構想 トルトネフ副首相がプーチン大統領に提案へ

ロシアのユーリー・トルトネフ副首相は、北千島のシュムシュ島(占守島)に第二次世界大戦の野外博物館を創設する必要性を改めて訴え、この提案をプーチン大統領に伝える予定。トルトネフ副首相は「第二次世界大戦の歴史は国の重要な遺産であり、保存されなけ...
北方領土遺産

ロシア人が書いた「日ソ混住時代」の物語 ≪北方領土★隣接地域通信➁≫

ロシア人の脚本家が、1947年にソ連占領下の北方領土・志発島で実際に起きた知られざる遭難事件をモチーフに、大陸から入植したソ連人と故郷を追われる日本人が織りなす人間ドラマを描いた物語「舟」が7月に出版される。それに先立ってプレス発表が根室市...