北方領土遺産

北方四島の話題

色丹島・アナマ墓地「日本は非友好国と認識されているが、それが人々の墓に対する態度に影響を与えるべきでない」

色丹島クラボザボツコエ(穴澗)にある、この標柱は約10年前に集落の元住民(日本人)によって設置された。今日、日本は非友好国として認識されている。私たちは、そのことが人々の墓に対する態度に影響を与えるべきではないと考えている。マロクリリスコエ...
エトセトラ

樺太時代の上敷香と知床を探索 サハリン市民が寺院跡や奉安殿、忠魂碑などを確認

古い日本の地図を頼りに、サハリンの市民グループが約100年前に、日本人が暮らした大きな町があった場所を訪ねた。当時の町の面影はなく、通りは沼地に変わっていた。神社へ続く道は草で覆われ、日本の漢字が刻まれた記念碑がひっそり建っていた。アンドレ...
北方領土ノート

四島の思い出を若者に語り10年 FMねむろ、元島民延べ85人出演 根室市内中高生が聞き

北方領土の元島民が島での暮らしや思いを語るFMねむろのラジオ番組が、放送開始から10年目を迎える。元島民の体験を根室市民に伝えようと千島歯舞諸島居住者連盟(千島連盟)根室支部が制作し、これまでに延べ85人の元島民が登場。聞き手は市内の中高生...
北方領土ノート

貝殻島コンブ漁、日ロ交渉開始 漁業者の安全確保焦点

例年6月に解禁される北方領土・貝殻島周辺コンブ漁の操業条件を協議する日ロ間の漁業交渉が27日に始まったことが、関係者への取材で分かった。ウクライナ侵攻を続けるロシアに日本が経済制裁を科す中、約230隻に上る日本の漁業者の安全確保が議論の焦点...
北方領土ノート

歯舞コンブ漁船「デビュー貝殻島で」進水式 落石の刺し網船も餅まき

根室市内で26日、新造のコンブ漁船とタラなどの刺し網漁船計2隻がそれぞれ進水式を行った。コンブ漁船は、例年6月1日に解禁される北方領土・貝殻島周辺コンブ漁が操業できるか不透明な状況が続く。それでも船の所有者は「デビュー戦は貝殻島コンブ漁にし...
北方四島の話題

プーチンの嘘 *『遠い自由往来 首脳合意後も随所に制限 消えた「四島返還」(73)』より

ロシア大統領プーチンが来日し、首相安倍晋三と北方領土墓参の拡充で合意した首脳会談から約8カ月後の2017年8月、元島民やその家族らの墓参団46人が国後島を訪問した。一行は7~10日の日程で、7年ぶりに上陸が認められた太平洋側のラシコマンベツ...
北方領土ノート

武器貸与法

<今日の話題>(北海道新聞夕刊2022/5/17) ロシアの侵攻を受けるウクライナに、武器類の迅速な貸与を可能にする武器貸与(レンドリース)法が先週米国で成立した。 第2次世界大戦時にも同様の法律があった。 米国はそれに基づき、ナチス・ドイ...
北方四島の話題

国後島での生活 私の誇り 乳呑路生まれ釧路の高橋さん「返還あきらめない 爺々岳、富士山なんか比じゃない美しさ」

北方領土・国後島で生まれ、15歳まで過ごした高橋栄子さん(89)=釧路市=が、子ども時代に経験したソ連占領下での島での生活を北海道新聞の取材に初めて明かした。決して忘れることができないという美しい自然や、強制労働のため島内を転々とさせられた...
北方領土遺産

「遅咲き日本一」なるか 根室のサクラいつ咲く?観測開始

根室市と市観光協会は6日、根室地方合同庁舎(弥栄町1)の前庭にあるチシマザクラの標本木で開花の観測を始めた。根室のサクラは毎年、遅咲き日本一を競っている。標本木のつぼみは少しずつ膨らみ、色づき始めている。(北海道新聞釧路根室版2022/5/...
ビザなし渡航

北方領土墓参を支えた北海道の漁業取締船「北王丸」民間に売却され海外で第二の人生

1999年(平成11)から2013年(平成24)まで、主に北方領土墓参に使用された北海道の漁業取締船「北王丸」(499トン)が取締船としての役割を終え、今年3月、約2,500万円で民間企業に売却された。海外で第二の人生を送るという。 私が初...