北方領土遺産

北方領土ノート

北方領土プロジェクトN 根室管内高校生に啓発 裾野広げ後継者育成

北方領土対策根室地域本部(根室振興局)は、根室管内の「高校生」に的を絞った啓発活動に取り組んでいる。北方領土対策室の元島民3世ら若手職員が中心になって企画した初の試みで、その名称も「北方領土プロジェクトN」。啓発グッズ開発など返還運動に関わ...
北方領土遺産

根室「島の記憶つなぎ続ける」北方領土返還運動 進む世代交代

北方領土元島民の高齢化が進む中、領土返還要求運動の世代交代が進んでいる。かつての居住地ごとにつくる「島民の会」は、市内の13団体のうち6団体の会長が島民1世から2世に交代した。ロシアによるウクライナへの侵攻で領土交渉が白紙に戻り、元島民らの...
エトセトラ

占守島の戦い  戦死したソビエト兵士2人の遺体を発見

「ロシア捜索運動」のサハリン支部が実施している北クリル・シュムシュ島(占守島)での遺骨収集調査で、1945年8月の上陸作戦における日本軍との戦闘で死亡したソビエト軍兵士2人の遺体が発見された。165高地と呼ばれる島の北側斜面では、赤軍兵士の...
北方領土遺産

平和であれ 北方領土・貝殻島灯台

コンブ漁がスタートした6月22日早朝の北方領土・貝殻島。微風、気温は10度くらいでしょうか。海は穏やかです。一斉出漁を祝してラッコも見送りに。
北方領土遺産

北方領土・貝殻島コンブ漁、波を蹴立て一斉出漁

根室市・納沙布岬から3.7kmに位置する北方領土・歯舞群島の貝殻島周辺で22日早朝、コンブ漁が始まりました。この日は午前6時に、根室市の歯舞漁協などの漁船222隻(予定)が一斉に出漁しました。例年だと6月1日に解禁されますが、今年はロシアの...
エトセトラ

5人の日本兵と1人のソ連兵の遺体発見 メモリーウオッチ「極東戦線—2022」遺骨収集

第二次世界大戦で亡くなった兵士を探し、身元を特定し、埋葬することを目的に第3回地域間遠征「極東戦線-2022」が実施され、5人の日本兵と1人のソ連兵の遺体を発見した。今回は「メモリーウォッチ」プロジェクトの一環として、国内23の地域からロシ...
北方四島の話題

色丹島・アナマ墓地「日本は非友好国と認識されているが、それが人々の墓に対する態度に影響を与えるべきでない」

色丹島クラボザボツコエ(穴澗)にある、この標柱は約10年前に集落の元住民(日本人)によって設置された。今日、日本は非友好国として認識されている。私たちは、そのことが人々の墓に対する態度に影響を与えるべきではないと考えている。マロクリリスコエ...
エトセトラ

樺太時代の上敷香と知床を探索 サハリン市民が寺院跡や奉安殿、忠魂碑などを確認

古い日本の地図を頼りに、サハリンの市民グループが約100年前に、日本人が暮らした大きな町があった場所を訪ねた。当時の町の面影はなく、通りは沼地に変わっていた。神社へ続く道は草で覆われ、日本の漢字が刻まれた記念碑がひっそり建っていた。アンドレ...
北方領土ノート

四島の思い出を若者に語り10年 FMねむろ、元島民延べ85人出演 根室市内中高生が聞き

北方領土の元島民が島での暮らしや思いを語るFMねむろのラジオ番組が、放送開始から10年目を迎える。元島民の体験を根室市民に伝えようと千島歯舞諸島居住者連盟(千島連盟)根室支部が制作し、これまでに延べ85人の元島民が登場。聞き手は市内の中高生...
北方領土ノート

貝殻島コンブ漁、日ロ交渉開始 漁業者の安全確保焦点

例年6月に解禁される北方領土・貝殻島周辺コンブ漁の操業条件を協議する日ロ間の漁業交渉が27日に始まったことが、関係者への取材で分かった。ウクライナ侵攻を続けるロシアに日本が経済制裁を科す中、約230隻に上る日本の漁業者の安全確保が議論の焦点...