北方領土遺産

北方領土ノート

歯舞コンブ漁船「デビュー貝殻島で」進水式 落石の刺し網船も餅まき

根室市内で26日、新造のコンブ漁船とタラなどの刺し網漁船計2隻がそれぞれ進水式を行った。コンブ漁船は、例年6月1日に解禁される北方領土・貝殻島周辺コンブ漁が操業できるか不透明な状況が続く。それでも船の所有者は「デビュー戦は貝殻島コンブ漁にし...
北方四島の話題

プーチンの嘘 *『遠い自由往来 首脳合意後も随所に制限 消えた「四島返還」(73)』より

ロシア大統領プーチンが来日し、首相安倍晋三と北方領土墓参の拡充で合意した首脳会談から約8カ月後の2017年8月、元島民やその家族らの墓参団46人が国後島を訪問した。一行は7~10日の日程で、7年ぶりに上陸が認められた太平洋側のラシコマンベツ...
北方領土ノート

武器貸与法

<今日の話題>(北海道新聞夕刊2022/5/17) ロシアの侵攻を受けるウクライナに、武器類の迅速な貸与を可能にする武器貸与(レンドリース)法が先週米国で成立した。 第2次世界大戦時にも同様の法律があった。 米国はそれに基づき、ナチス・ドイ...
北方四島の話題

国後島での生活 私の誇り 乳呑路生まれ釧路の高橋さん「返還あきらめない 爺々岳、富士山なんか比じゃない美しさ」

北方領土・国後島で生まれ、15歳まで過ごした高橋栄子さん(89)=釧路市=が、子ども時代に経験したソ連占領下での島での生活を北海道新聞の取材に初めて明かした。決して忘れることができないという美しい自然や、強制労働のため島内を転々とさせられた...
北方領土遺産

「遅咲き日本一」なるか 根室のサクラいつ咲く?観測開始

根室市と市観光協会は6日、根室地方合同庁舎(弥栄町1)の前庭にあるチシマザクラの標本木で開花の観測を始めた。根室のサクラは毎年、遅咲き日本一を競っている。標本木のつぼみは少しずつ膨らみ、色づき始めている。(北海道新聞釧路根室版2022/5/...
ビザなし渡航

北方領土墓参を支えた北海道の漁業取締船「北王丸」民間に売却され海外で第二の人生

1999年(平成11)から2013年(平成24)まで、主に北方領土墓参に使用された北海道の漁業取締船「北王丸」(499トン)が取締船としての役割を終え、今年3月、約2,500万円で民間企業に売却された。海外で第二の人生を送るという。 私が初...
ビザなし渡航

途絶えた交渉 命奪う国…話し合えるか <原点の地 根室は今>ウクライナ侵攻の衝撃

■悲劇を重ね  「どこに行くかもわからず、子どもやお年寄りが故郷を追われている。77年前の北方領土と同じことが起きている」。ロシアがウクライナへの侵攻を開始した2月24日以降、北方領土択捉島出身の鈴木咲子さん(83)=根室市=は、ウクライナ...
北方領土遺産

松前藩家臣5344人名簿化 資料館元館長15年がかり 系統整理、先祖探しやすく

渡島管内松前町の松前城資料館の元館長久保泰さん(75)が、松前藩家臣の出自や経歴をまとめた「松前藩家臣名簿」を自費出版した。足かけ15年で完成させた労作。今でも先祖の足跡をたどりに来町する子孫が少なくない中、専門家は「松前藩の家臣を初めて体...
北方領土遺産

チシマザクラ

北海道新聞2022/4/14付の「朝の食卓」で、根室市歴史と自然の資料館の猪熊学芸員が「チシマザクラ」について書いていました。
エトセトラ

サハリンに残る樺太時代の面影がまた1つ消える 旧恵須取の製紙工場、取り壊し始まる

樺太時代の日本の面影がまた1つ、サハリンの忘却の中に消えていく。ウグレゴルスク地区(旧恵須取)では、閉鎖された製紙工場の建物が取り壊されている。製紙工場は1920年代に建てられた。当時は日本人がサハリンを統治していた。1914年から1936...