北方領土遺産

ビザなし渡航

途絶えた交渉 命奪う国…話し合えるか <原点の地 根室は今>ウクライナ侵攻の衝撃

■悲劇を重ね  「どこに行くかもわからず、子どもやお年寄りが故郷を追われている。77年前の北方領土と同じことが起きている」。ロシアがウクライナへの侵攻を開始した2月24日以降、北方領土択捉島出身の鈴木咲子さん(83)=根室市=は、ウクライナ...
北方領土遺産

松前藩家臣5344人名簿化 資料館元館長15年がかり 系統整理、先祖探しやすく

渡島管内松前町の松前城資料館の元館長久保泰さん(75)が、松前藩家臣の出自や経歴をまとめた「松前藩家臣名簿」を自費出版した。足かけ15年で完成させた労作。今でも先祖の足跡をたどりに来町する子孫が少なくない中、専門家は「松前藩の家臣を初めて体...
北方領土遺産

チシマザクラ

北海道新聞2022/4/14付の「朝の食卓」で、根室市歴史と自然の資料館の猪熊学芸員が「チシマザクラ」について書いていました。
エトセトラ

サハリンに残る樺太時代の面影がまた1つ消える 旧恵須取の製紙工場、取り壊し始まる

樺太時代の日本の面影がまた1つ、サハリンの忘却の中に消えていく。ウグレゴルスク地区(旧恵須取)では、閉鎖された製紙工場の建物が取り壊されている。製紙工場は1920年代に建てられた。当時は日本人がサハリンを統治していた。1914年から1936...
北方領土遺産

築97年、樺太時代の王子製紙恵須取工場 解体作業始まる 殺人事件の現場となり、解体論に拍車

戦前、日本が統治していた樺太・恵須取(現ウグレゴルスク)で1925年に操業を開始した王子製紙恵須取工場の解体作業が4月1日から始まった。工場跡地では昨年12月22日に15歳の少年の遺体が発見され、捜査当局が殺人事件として捜査を開始。その中で...
北方領土遺産

故郷・国後を思い俳句を作る100歳 土田一雄さん

北方四島・国後島出身で、故郷を題材にした俳句を詠む釧路市在住の100歳。1922年(大正11年)に国後島乳呑路(ちのみのち)で生まれた。生家の裏には同島最高峰の爺々(ちゃちゃ)岳がそびえていた。(北海道新聞2022/3/19) 「爺々岳やノ...
エトセトラ

北海製缶100年 源流への旅

1 カムチャツカからの出発 ベニザケ缶詰に賭ける 小樽運河に面する北海製缶小樽工場第3倉庫は昨年暮れ、北海製缶(東京)から小樽市へ譲渡され、危うく解体を免れた。倉庫が建設されたのは、小樽運河完成の翌1924年(大正13年)。当時「東洋一」と...
北方領土遺産

「陸揚庫」プロモーション動画に 根室―国後結ぶ海底ケーブル 根室市、予算案に制作費計上

根室市は新年度、終戦直後まで根室と北方領土国後島を結んだ通信用ケーブルの中継施設「陸揚(りくあげ)庫」のプロモーション動画を制作する。陸揚庫は昨年10月に国の登録有形文化財になり、全国からの視察が増えているという。市は施設を紹介する映像を作...
北方領土ノート

「択捉島水産会」代表管理役・駒井さん死去 領土返還運動に情熱 温和な人柄 関係者悼む

北方領土・択捉島の漁業者の子孫らでつくる「択捉島水産会」(函館)の代表管理役を務めた駒井惇助さんが、2月28日に亡くなった。86歳だった。領土返還運動に情熱を傾け、旧ソ連の実効支配後に更新されていない、元島民の漁業権の補償問題解決に向け尽力...
北方領土遺産

朝の食卓「有線」海底ケーブルの話

今朝の北海道新聞「朝の食卓」に、根室市歴史と自然の資料館の猪熊学芸員が海底ケーブルの興味深い話を書いていました。