エトセトラ サハリン最古の日本建築「樺太守備隊司令官官舎」 ユジノサハリンスク市の歴史博物館とし保存活用 サハリンで最も古い日本建築であり、1908年に樺太守備隊司令官の官舎として建築された建物が、それまで管理していたロシア国防省からユジノサハリンスク市に移管され、市の歴史博物館として使われることになった。官舎はネオゴシック調で、1階はレンガ造... 2022.01.21 エトセトラ北方領土遺産
北方四島の話題 北方領土問題、若い世代に伝えたい 元島民の思い漫画に 千島連盟根室支部 北方領土の元島民らでつくる千島歯舞諸島居住者連盟(千島連盟)根室支部は、元島民の体験や島への思いを描いた漫画の制作を進めている。若い世代に北方領土問題を広く知ってもらうのが目的で、漫画を使って発信するのは初めて。年度内にもインターネット上で... 2022.01.19 北方四島の話題北方領土遺産
北方領土遺産 ラクスマンと光太夫の地図の複製贈る 来航230年記念、根室市民有志が市に ロシア初の遣日使節アダム・ラクスマンの根室来航230年を記念し、市民有志が18日、アダムの父キリル・ラクスマンと大黒屋光太夫が共同製作した日本地図の複製を根室市に寄贈した。市は2月1日から市歴史と自然の資料館で展示する。(北海道新聞根室版2... 2022.01.19 北方領土遺産
北方領土遺産 日ロ友情、始まりの地図 光太夫とラクスマン共同製作 有志が根室市に複製寄贈へ ロシア初の遣日使節アダム・ラクスマンの根室来航から今年で230年となるのを記念し、根室市民有志がアダムの父キリル・ラクスマンとロシアに漂着した船頭の大黒屋光太夫が共同製作した日本地図の複製写真を根室市に寄贈する。光太夫はキリルの尽力により、... 2022.01.14 北方領土遺産
エトセトラ 日本が建てた「サハリン郷土博物館」の修復・保存 州予算に余裕なく延期 老朽化が著しいユジノサハリンスクのサハリン郷土博物館の修復・保存問題で、サハリン州議会が建物を視察した。この中で、ユーリ・アリン館長は設計、見積もり文書の作成だけで2,300万ルーブルかかると明らかにした。 建物は日本統治次代の1937年に... 2022.01.13 エトセトラ北方領土遺産
北方領土遺産 オホーツク文化 物語る 北構コレクション 重文級の考古資料 学芸員とっておき秘話 根室市歴史と自然の資料館・猪熊樹人さん 根室市歴史と自然の資料館には、いずれ国の重要文化財に指定されるであろう「お宝」が眠っている。「北構コレクション」と呼ばれるオホーツク文化を中心とする13万点余の考古資料だ。在野の考古学者、北構保男氏(享年101)が亡くなる3年前の2017年... 2022.01.11 北方領土遺産
北方領土遺産 美酒に人あり 碓氷勝三郎商店店主 碓氷ミナ子さん=根室市 創業135年。漁師まちに酒はつきものだ。大漁なら祝い酒、不漁でもやけ酒。初代は「本州からお酒を持って来るから高くなる。根室で造れば手に入りやすくなる」と考えた。根室空襲、北方領土への旧ソ連軍侵攻、200カイリの漁業規制…。戦前から数々の苦難... 2022.01.05 北方領土遺産
北方領土遺産 「猪谷さんの靴下」再び 「暮らしの手帖」で編み方特集 国後島の古丹消で6年間暮らした日本スキー界の草分け、猪谷六合雄さんが考案したスキー用の靴下は80年以上たった今も、元島民のおばあさんをはじめとして、日本各地で編み継がれている。あったかくて、丈夫。型崩れせず、脱げにくい。そして独特の色合いを... 2021.12.31 北方領土遺産
北方領土遺産 利尻―稚内結ぶ海底ケーブル中継施設 道博物館学芸員らが調査「陸揚庫に歴史的価値」 北海道博物館(札幌市)の右代啓視(うしろひろし)学芸員ら北方四島の文化や歴史に詳しい専門家グループが、利尻島と稚内市を結んでいた通信用海底ケーブルの中継拠点で、島内にある「石崎海底電線陸揚庫(りくあげこ)」を調査した。「島の発展を物語ってお... 2021.12.08 北方領土遺産
北方領土遺産 「陸揚庫」領土返還運動に生かして 根室市 保存活用 市民と意見交換 根室市は5日、終戦直後まで根室と北方領土国後島を結んだ通信用海底ケーブルの中継施設「陸揚庫」の保存や活用について、市民らの声を聞く公開ヒアリングと意見交換会を市内で行った。陸揚庫は10月に国の登録有形文化財になった。今回は市が設置する「北方... 2021.12.06 北方領土遺産