北方領土遺産 根室と国後結ぶ「陸揚庫」ケーブル保守記録発見 長崎の史料館に現存 貴重な資料 終戦直後まで根室市と国後島をつないだ通信用海底ケーブルの故障や修理など、1899(明治32)年以降の保守記録を記した文書が、長崎市の「海底線史料館」で現存していたことが25日までに判明した。「ケーブルが流氷でたびたび断線した」との元島民の証... 2021.11.26 北方領土遺産
北方領土遺産 NTTの技術者 陸揚庫のケーブルを特定 流氷に強いアイリッシュ形特殊浅海線と確認 先達の仕事に思い巡らせ 北方領土関連施設として初めて国の有形文化財に登録された「根室国後間海底電信線陸揚庫」を25日、施設を設置した旧逓信省をルーツにする企業の社員たちが初めて訪れた。同社によって海底ケーブルの修理記録を記した資料が現存することも分かり、逓信省、電... 2021.11.26 北方領土遺産
北方領土遺産 国後と根室結んだ海底ケーブル、頑丈だった 敷設事業者が流氷耐性を確認 海底通信ケーブル敷設事業の「NTTワールドエンジニアリングマリン」(横浜市)の役員らが25日、終戦直後まで根室と北方領土国後島を結んだ通信用海底ケーブルの中継施設「陸揚庫(りくあげこ)」を視察し、流氷が衝突しても壊れない頑丈なケーブルが使わ... 2021.11.26 北方領土遺産
ビザなし渡航 日ロ交流発祥の地 釧路新聞・諸感雑感(2021/11/23) 通商を促す国書を携えアダム・ラクスマンが根室に入港したのは1792年である。ロシア最初の遣日使節だった。冬をまたぎ滞在すること8カ月。日本側はロシア語辞典を編み、ロシア地図を写して地名を聞き取り、... 2021.11.23 ビザなし渡航北方四島の話題北方領土遺産
北方四島の話題 国後島・古釜布 博物館で収蔵品展「光のメッセージ」交流で中標津の若者から贈られたひな人形も展示 国後島ユジノクリリスク(古釜布)の南クリル郷土博物館で、「博物館の収蔵品から」と題した展示会が開かれている。博物館に収蔵されている紙幣、コインのほか、国後島を描いたプロやアマチュア画家の作品がホールに展示されている。これらの収蔵品が一般に公... 2021.11.21 北方四島の話題北方領土遺産
エトセトラ 樺太時代、日本女性が履いていた下駄を発見 サハリン南部の住民 サハリン南端のアニワ湾に面した漁村オゼルスコエ(旧長浜)に住むビクトル・ミンドリックさんが樺太時代に日本女性が使っていた木製の下駄を発見した。ある秋の日、ビクトルは小川の近くを歩いていて、奇妙な木片を見つけた。彼は、その木片が何なのか分から... 2021.11.21 エトセトラ北方領土遺産
エトセトラ 16基目トーチカ、根室・昆布盛地区の海岸で確認 21年ぶり 日本建築学会北海道支部の専門家が、根室市昆布盛地区の海岸付近を調査し、戦時中に旧日本軍が造った防御陣地「トーチカ」1基を正式に確認した。市内16基目で、新たな確認は21年ぶり。崖を掘った当時のままの状態で保存されており、同チームが年度内にも... 2021.11.19 エトセトラ北方領土遺産
北方領土ノート 来年来航230年、根室に友好の手紙 ラクスマンの父の故郷、フィンランド・サボンリンナ市長「交流深めたい」 1792年に根室に来航したロシア初の遣日使節、アダム・ラクスマンの派遣に深くかかわった父キリル・ラクスマンの故郷、フィンランド・サボンリンナ市長の手紙が5日、根室市に届けられた。来年は大黒屋光太夫らを連れてラクスマンが来航してから230年の... 2021.11.06 北方領土ノート北方領土遺産
北方四島の話題 国後島のトレジャー・ハンターはどのようにして日本の骨董品を見つけるのか 国後島のトレジャー・ハンターのミハイル・ルキャノフとアナトリー・マモトフ。映画「クナシリ」にも出演している。 旧ロシアのベラルーシ出身の監督が撮ったドキュメンタリー映画「クナシリ」には、国後島在住の6人のロシア人が登場する。そのうち2人は、... 2021.11.05 北方四島の話題北方領土遺産
エトセトラ 樺太時代の日本の蔵の屋根飾りが壊される サハリンのドリンスク サハリンのドリンスク(旧落合)市内の残っている樺太時代の日本建築である蔵の屋根飾りが、屋根の修理を行っていた業者によって壊された。地元住民によると、数日前にソヴェツカヤ通りにある日本の蔵に新しく金属屋根を設置する作業が行われ、それまであった... 2021.11.02 エトセトラ北方領土遺産