北方領土遺産

北方領土遺産

国後思う 七福神の絵 白糠の小川さん、島引き揚げで持ち出す「絶対に生家跡訪ねたい」

北方四島・国後島出身の小川三郎さん(87)=白糠町=の自宅には、76年前の旧ソ連軍侵攻で島を引き揚げる際に持ち出した縁起物の七福神の絵が飾られている。「島の家にあったものはもうこれしか残っていない」。絵を見るたび、小川さんは故郷に思いを馳せ...
北方領土遺産

「陸揚庫」が昭和10年頃の建築と推定された3つの理由

(文化庁の報道発表資料)  国の登録有形文化財となる根室と国後島をつないでいた海底電信線の根室側「陸揚庫」は、「とりあえず」昭和10年頃の建築物として登録される。「とりあえず」というのは、陸揚庫がいつ建てられたのかを示す文献資料は見つかって...
北方領土遺産

陸揚庫が今に伝えること

釧路新聞コラム諸感雑感(2021/8/17) 終戦直後まで、根室と国後島をつないでいた海底電信線の根室側中継施設である陸揚庫(りくあげこ)が、北方領土関連施設としては初めて国の登録有形文化財に登録される。文献資料が何一つ見つかっておらず、建...
ビザなし渡航

「四島交流をどう結びつけるか」北方領土交流や文化財保護の課題議論…”専門家会議”初会合 北海道根室市

北海道根室市は北方領土のビザなし交流や文化財保護のあり方を検討する「専門家会議」を設置し7月17日、1回目の会議が開かれました。2022年北方領土のビザなし交流開始30年を迎えるのを前に、根室市は四島との交流や往来のあり方を検討するため専門...
北方領土遺産

「陸揚庫」親しまれる愛称を 保存、活用は市民運動で 根室でシンポ開催

国の有形文化財となる見通しの「根室国後間海底電信線陸揚庫」の保存と活用を探るシンポジウムが7月31日、根室市内で開かれた。問題を洗い出す形で進められ「親しまれるための愛称が必要」「メンテナンスに『町医者』的な地元業者が関わる必要がある」「保...
北方領土遺産

「陸揚庫」の保存や活用法検討へ 専門家ら現地視察 根室

終戦直後まで北方領土の国後島と根室市をつなぐ海底ケーブルの陸揚げ施設だった「陸揚庫」の保存や活用法を検討するため、歴史や建築の専門家などが31日現地を視察しました。(NHK北海道2021/7/31)「陸揚庫」の保存や活用法検討へ 専門家ら現...
北方領土遺産

根室の「陸揚庫」調査 専門家会議が保存、活用へシンポ開催

根室市が設置した北方領土問題に関する専門家会議は31日、終戦直後まで根室と国後島を結んだ海底ケーブルの中継施設「陸揚庫」の現地調査を行った。専門家会議の「陸揚庫の保存と活用を考える分科会」の4委員が、保存や活用に向けて建物の状態を確認した。...
北方領土遺産

根室–国後通信回線 島の暮らしの生命線 厳寒の海峡越え敷設 流氷で切断も<北方領土遺産を訪ねて>2

終戦直後まで、北方領土と根室半島を結んだ通信回線。国後島を経て択捉島の東端まで海底も含め、総延長は約370キロに及ぶ。島の暮らしの「生命線」だった通信回線の歴史を追った。(北海道新聞2016/10/31)■標津ルート 標津川左岸。河口近くに...
北方領土遺産

根室–国後海底電信線「陸揚庫」31日に講演会 保存の課題話し合う

北方領土問題に関する専門家会議の取り組みとして、根室市は31日、終戦まで根室と国後島を結んだ海底ケーブルの中継施設「陸揚庫」の現地視察と、市民向けの講演会を行う。陸揚庫は国の文化審議会が文部科学大臣に登録有形文化財とすべきだと答申しており、...
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根室の陸揚庫など有形登録文化財に 文化審議会が答申

国の文化審議会は16日、建造物の登録有形文化財として、35都道府県の220件を登録するよう萩生田光一文部科学相に答申した。道内からは根室市の「根室国後間海底電信線陸揚(りくあげ)施設(陸揚庫)」が選ばれた。秋ごろにも答申通り告示され、道内1...