北方領土遺産

ビザなし渡航

北方領土問題で「専門家会議」 根室市が来月設置

北方領土ビザなし交流の開始30年を来年に控え、根室市は7月17日、四島との交流や往来のあり方などを検討する「専門家会議」を設置する。ビザなし交流や文化財保護などの専門家5人を委員に任命、講演会やシンポジウムなどを定期開催し、市民参加型の取り...
北方四島の話題

色丹島の神秘とアイヌ

色丹島の神秘とアイヌ著者イーゴリ・コッツ(ロシースカヤ・ガゼッタ2021/5/13) 75年前、私の祖父は、日本から奪還したばかりの色丹島でアレクサンドル・ネフスキー(中世ロシアの英雄)が描かれたイコンを発見した。 1946年5月24日、ソ...
北方領土遺産

道内に残るトーチカ群 「戦争遺跡」利活用へ議論を

第2次世界大戦末期、旧日本陸軍が米軍の上陸に備えて造ったコンクリート製の防御陣地「トーチカ」。本土最東端の根室市ではこれまで15基が確認され、今も13基が現存する。戦争の歴史を伝える貴重な遺跡と言えるが、風化や工事で少しずつ姿を消している。...
北方領土遺産

北方領土に旧日本軍の地下要塞か ロシア研究者が調査

北方領土の択捉島に残る飛行場や陣地など旧日本軍関係の施設について、ロシアの歴史家らによる調査が行われ、その概要をサハリン州のネットメディア「サハリン・インフォ」が報じた。北方領土のこうした施設は現在、日本側からの調査がきわめて難しく、貴重な...
北方領土遺産

サハリン—北方四島定期船をクルーズ船として活用する州政府の企画に地元から疑問の声

4月~5月にサハリン—北方四島の定期航路に就航する「ネベルスキー提督」号と「パベル・レオ―ノフ」号をクルーズ船と位置づけ、観光客も乗船させるサハリン州政府観光省の企画に、地元住民は首をかしげている。エコツーリズムのスペシャリスト、オクサナ・...
北方領土遺産

「クナシリ・マスタング」12頭が古釜布の舗装道路を駆け抜けた

「クナシリ・マスタングが疾走した!!」--テレグラムチャンネル「南クリル諸島の観光とエスカーション」にビデオを投稿した作者はコメントした。国後島ユジノクリリスク(古釜布)市内で13日、12頭の馬が舗装道路を駆け抜けた。馬たちは車に怯えること...
北方領土ノート

北方四島に残存か 調査模索 <根室 トーチカは語る>下 

(北海道新聞2021/4/3)  北方領土・国後島の砂浜で、ビザなし渡航で訪れた参加者が遠くを指さす。その足元に、コンクリート製の箱状の建造物が見えた。 「これ、トーチカでは?」。根室の自然や歴史を調べる市民グルーブ、北方地域研究会の髙橋隆...
北方領土遺産

根室市 陸揚庫の保存・活用に向け6月に専門家会議設置

12日の根室市議会定例月議会で石垣雅敏市長は、終戦まで北方領土・国後島と根室を結んだ電話用の海底ケーブルの中継施設「陸揚庫」の有効活用に向け「6月をめどに専門家会議を立ち上げる」と述べた。(北海道新聞根室版2021/3/13) 石垣市長は四...
北方四島の話題

北方領土の歴史学ぶ 羅臼で公開講座 遺跡調査の報告も

羅臼町教委と北海道博物館は、北方四島の歴史や文化について学ぶ公開講座を町内で開いた。千島歯舞諸島居住者連盟(千島連盟)関係者など町内の10人が参加し、北方四島に関する資料や現地で行われている調査などについて理解を深めた。(北海道新聞2021...
北方領土ノート

元島民 釧路新聞「余塵」から

『元島民』(釧路新聞2021/2/22「余塵」より) 2月は8月とともに「北方領土返還運動全国強調月間」とされている。2月7日の「北方領土の日」を中心に全国の県民会議などを通じてさまざまな運動が行われたはずだ。 四島交流センター「ニ・ホ・ロ...