北方領土遺産

北方領土遺産

根室の「陸揚庫」調査 専門家会議が保存、活用へシンポ開催

根室市が設置した北方領土問題に関する専門家会議は31日、終戦直後まで根室と国後島を結んだ海底ケーブルの中継施設「陸揚庫」の現地調査を行った。専門家会議の「陸揚庫の保存と活用を考える分科会」の4委員が、保存や活用に向けて建物の状態を確認した。...
北方領土遺産

根室–国後通信回線 島の暮らしの生命線 厳寒の海峡越え敷設 流氷で切断も<北方領土遺産を訪ねて>2

終戦直後まで、北方領土と根室半島を結んだ通信回線。国後島を経て択捉島の東端まで海底も含め、総延長は約370キロに及ぶ。島の暮らしの「生命線」だった通信回線の歴史を追った。(北海道新聞2016/10/31)■標津ルート 標津川左岸。河口近くに...
北方領土遺産

根室–国後海底電信線「陸揚庫」31日に講演会 保存の課題話し合う

北方領土問題に関する専門家会議の取り組みとして、根室市は31日、終戦まで根室と国後島を結んだ海底ケーブルの中継施設「陸揚庫」の現地視察と、市民向けの講演会を行う。陸揚庫は国の文化審議会が文部科学大臣に登録有形文化財とすべきだと答申しており、...
北方領土遺産

根室の陸揚庫など有形登録文化財に 文化審議会が答申

国の文化審議会は16日、建造物の登録有形文化財として、35都道府県の220件を登録するよう萩生田光一文部科学相に答申した。道内からは根室市の「根室国後間海底電信線陸揚(りくあげ)施設(陸揚庫)」が選ばれた。秋ごろにも答申通り告示され、道内1...
北方領土遺産

根室の遺産「陸揚庫」文化財へ 文化審議会が指定答申 北方領土とのケーブル施設

終戦まで根室と北方領土・国後島を結んでいた電話用海底ケーブルの中継施設「陸揚(りくあげ)庫」について、国の文化審議会が登録有形文化財に指定するよう月内に文部科学相に答申することが2日、分かった。関係者によると、北方領土に関する建造物が国の文...
ビザなし渡航

根室市が北方四島との新たな交流検討で「専門家会議」設置へ

北方領土問題の解決の糸口が見えない中、根室市は四島との新たな交流のあり方などを考える「専門家会議」を今月、設置することになりました。北方領土をめぐっては戦後76年が経過した今も返還交渉の進展が見られず、「ビザなし交流」なども新型コロナウイル...
北方領土遺産

択捉島・紗那の博物館 郵便局跡地から見つかった半鐘、留別の住職「羅漢さんの観音像」もちゃんと展示されています

択捉島の新聞「赤い灯台」のインスタグラムにクリリスク(紗那)の博物館の展示に関する写真が掲載されていました。ビザなし渡航がストップし、2年ほど博物館を見ていませんが、解体された紗那郵便局の跡地から出土した「半鐘」も、まだきちんと展示されてい...
ビザなし渡航

北方領土「専門家会議」設置 近所づきあいの基盤を

根室市は隣接地域ならではの北方領土対策を模索する「専門家会議」を設置する。北方四島との地域間交流や自由交易、歴史・文化遺産の保存・継承などを専門家の視点と市民の声を織り交ぜながら検討を重ねたい考え。7月にも初会合と関連のビザなし交流30年企...
ビザなし渡航

北方領土問題で「専門家会議」 根室市が来月設置

北方領土ビザなし交流の開始30年を来年に控え、根室市は7月17日、四島との交流や往来のあり方などを検討する「専門家会議」を設置する。ビザなし交流や文化財保護などの専門家5人を委員に任命、講演会やシンポジウムなどを定期開催し、市民参加型の取り...
北方四島の話題

色丹島の神秘とアイヌ

色丹島の神秘とアイヌ著者イーゴリ・コッツ(ロシースカヤ・ガゼッタ2021/5/13) 75年前、私の祖父は、日本から奪還したばかりの色丹島でアレクサンドル・ネフスキー(中世ロシアの英雄)が描かれたイコンを発見した。 1946年5月24日、ソ...