北方領土遺産 多楽島元島民、東狐貢(90歳)さん逝く 祭壇に汗と涙とコンブの香りがしみ込んだ「どんざ」 また一人、元島民が亡くなった。東狐貢さん(90歳)。歯舞群島の多楽島出身である。東狐さんといえば、あの決意表明の記憶が今も鮮やかに残っている。2019年12月1日、東京で行われた北方領土返還要求中央アピール行進。日比谷野外音楽堂のステージに... 2021.02.19 北方領土遺産
北方領土遺産 ロシア人による囲碁対局を写した最古の写真 1946年ソ連占領下の択捉島・留別で撮影された 1月22日付のサハリン・クリル通信電子版に、第41回世界囲碁選手権が6月にウラジオストクで開催されるという記事が出ていた。ロシア人による囲碁の対局を記録した最初の写真は、1946年、ソ連占領下の北方四島・択捉島で撮影されたものだった。ロシア... 2021.01.24 北方領土遺産
北方領土ノート これは天晴れ!! 北方四島百科地図 根室高校の地理研究部が30~40年前に作成 1980~90年代、北海道立根室高校の地理研究部が元島民に聞き取り調査をして、住まいや学校、役場などの所在を大きな紙に描きました(縮尺5,000分の1)。人々の暮らしや豊かな自然が伝わってきます。(NHK戦争証言アーカイブス「北の戦い」より... 2021.01.06 北方領土ノート北方領土遺産
北方領土ノート 「千島通史の研究」–先史時代から終戦までの変遷追う 2021年1月4日の北海道新聞夕刊です。「千島通史の研究」を刊行した川上淳・札幌大学教授の寄稿が掲載されています。 2021.01.04 北方領土ノート北方領土遺産
北方領土ノート 千島列島の先史―戦後、詳細に 20年がかりで札大・川上淳教授が「千島通史の研究」出版 北海道出版企画センターの野澤さんから「千島通史の研究」が届きました。札幌大学の川上淳教授が前職の根室市博物館開設準備室(現・根室市歴史と自然の資料館)の学芸員時代から20年の歳月をかけて完成させた711ページに及ぶ労作、大著です。北海道新聞... 2020.12.26 北方領土ノート北方領土遺産
北方領土遺産 つま先まで暖かい、猪谷さんの靴下を履く 今朝は冷え込んだ。根室の最低気温はマイナス7.9度だった。ここ数年、足先や指先がやけに冷えるので、朝起きると、靴下を重ね履きするのだが、今朝は毛糸の靴下1枚だけで、つま先までぬくもっている。 なるほど、これが猪谷さんの靴下か、と感心する。 ... 2020.12.20 北方領土遺産
北方領土遺産 兄弟船、幻の国後 北方領土への望郷描く別の歌詞、40年経て注目 北の荒々しい海で漁に生きる兄弟の姿を勇壮にうたった演歌「兄弟船」。発売から40年近くたっても根強い人気を持つこの曲には、実は別の歌詞があった。長い時を経て今、そんな秘話が注目を集めつつある。知られざる歌詞に秘められた思いとは。(朝日新聞20... 2020.12.20 北方領土遺産
北方領土遺産 元島民に聴かせたい、もうひとつの「兄弟船」 鳥羽一郎の「兄弟船」には、人々に歌われることがなかった、もうひとつの「兄弟船」がある。 はるか国後 船から見える 今日も兄貴と 網を引く 男の夢を かけてる海に 誰がつくった 国境線を 島におやじもヨー 帰りたいだろな 作詞したのは札... 2020.12.18 北方領土遺産
北方領土遺産 230年前の氷上、滑った男とは 北海道根室市 (はじまりを歩く)スケート(朝日新聞2020/12/12) 凍りつくような海の上を風が吹きすさぶ。厳冬期には零下10度にまでなる北海道東部の根室市。 台地状の地形が広がり、雪は少ない。これからの季節の人気スポーツといえばスケートだろう。夜間... 2020.12.16 北方領土遺産
北方領土遺産 歌われなかった、もうひとつの「兄弟船」 『 はるか国後…島におやじもヨー 帰りたいだろうな』 鳥羽一郎のデビュー曲にして代表曲でもある「兄弟船」には、歌われなかった、もうひとつの「兄弟船」があります。漁師の兄弟が、帰りたくても帰れない北方領土・国後島へのおやじの思いを綴った歌詞です。北海道新聞のコラム「朝の食卓」に「兄弟船」の秘話を... 2020.12.06 北方領土遺産