北方領土遺産

北方領土ノート

北方四島に残存か 調査模索 <根室 トーチカは語る>下 

(北海道新聞2021/4/3)  北方領土・国後島の砂浜で、ビザなし渡航で訪れた参加者が遠くを指さす。その足元に、コンクリート製の箱状の建造物が見えた。 「これ、トーチカでは?」。根室の自然や歴史を調べる市民グルーブ、北方地域研究会の髙橋隆...
北方領土遺産

根室市 陸揚庫の保存・活用に向け6月に専門家会議設置

12日の根室市議会定例月議会で石垣雅敏市長は、終戦まで北方領土・国後島と根室を結んだ電話用の海底ケーブルの中継施設「陸揚庫」の有効活用に向け「6月をめどに専門家会議を立ち上げる」と述べた。(北海道新聞根室版2021/3/13) 石垣市長は四...
北方四島の話題

北方領土の歴史学ぶ 羅臼で公開講座 遺跡調査の報告も

羅臼町教委と北海道博物館は、北方四島の歴史や文化について学ぶ公開講座を町内で開いた。千島歯舞諸島居住者連盟(千島連盟)関係者など町内の10人が参加し、北方四島に関する資料や現地で行われている調査などについて理解を深めた。(北海道新聞2021...
北方領土ノート

元島民 釧路新聞「余塵」から

『元島民』(釧路新聞2021/2/22「余塵」より) 2月は8月とともに「北方領土返還運動全国強調月間」とされている。2月7日の「北方領土の日」を中心に全国の県民会議などを通じてさまざまな運動が行われたはずだ。 四島交流センター「ニ・ホ・ロ...
北方領土遺産

多楽島元島民、東狐貢(90歳)さん逝く 祭壇に汗と涙とコンブの香りがしみ込んだ「どんざ」

また一人、元島民が亡くなった。東狐貢さん(90歳)。歯舞群島の多楽島出身である。東狐さんといえば、あの決意表明の記憶が今も鮮やかに残っている。2019年12月1日、東京で行われた北方領土返還要求中央アピール行進。日比谷野外音楽堂のステージに...
北方領土遺産

ロシア人による囲碁対局を写した最古の写真 1946年ソ連占領下の択捉島・留別で撮影された

1月22日付のサハリン・クリル通信電子版に、第41回世界囲碁選手権が6月にウラジオストクで開催されるという記事が出ていた。ロシア人による囲碁の対局を記録した最初の写真は、1946年、ソ連占領下の北方四島・択捉島で撮影されたものだった。ロシア...
北方領土ノート

これは天晴れ!! 北方四島百科地図 根室高校の地理研究部が30~40年前に作成

1980~90年代、北海道立根室高校の地理研究部が元島民に聞き取り調査をして、住まいや学校、役場などの所在を大きな紙に描きました(縮尺5,000分の1)。人々の暮らしや豊かな自然が伝わってきます。(NHK戦争証言アーカイブス「北の戦い」より...
北方領土ノート

「千島通史の研究」–先史時代から終戦までの変遷追う

2021年1月4日の北海道新聞夕刊です。「千島通史の研究」を刊行した川上淳・札幌大学教授の寄稿が掲載されています。
北方領土ノート

千島列島の先史―戦後、詳細に 20年がかりで札大・川上淳教授が「千島通史の研究」出版

北海道出版企画センターの野澤さんから「千島通史の研究」が届きました。札幌大学の川上淳教授が前職の根室市博物館開設準備室(現・根室市歴史と自然の資料館)の学芸員時代から20年の歳月をかけて完成させた711ページに及ぶ労作、大著です。北海道新聞...
北方領土遺産

つま先まで暖かい、猪谷さんの靴下を履く

今朝は冷え込んだ。根室の最低気温はマイナス7.9度だった。ここ数年、足先や指先がやけに冷えるので、朝起きると、靴下を重ね履きするのだが、今朝は毛糸の靴下1枚だけで、つま先までぬくもっている。 なるほど、これが猪谷さんの靴下か、と感心する。 ...