北方領土遺産

北方領土遺産

終戦後の北方四島、日ロの友情描く ロシア人脚本家が小説出版へ

ロシア人が、北方領土歯舞群島・志発島での終戦後の「日ロ混住」時代を描いた小説「舟 北方領土で起きた日本人とロシア人の物語」が、7月に皓星社(東京)から出版される。当時のロシア人島民の証言を基に、海に流されたロシア人の子どもたちを日本人が救っ...
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北方領土、友愛の物語 露の脚本家、友人の遺志継ぐ 実話もとに書籍化「今こそ必要」 

混住時代 日本人漁師がソ連の少年少女救助 戦後しばらくの間、日本人とソ連人が北方領土で混住した時代、歯舞群島・志発(しぼつ)島で海難事故が起き、箱舟で流されたソ連人少年少女を命がけで救助した日本人漁師がいた。その実話を中心に、混住時代の暮ら...
北方領土ノート

択捉島出身の三上洋一さん(87)「島での記憶全て伝えたい」変わらぬ故郷への思い

北方領土・択捉島出身の三上洋一さん(87)=神奈川県相模原市在住=は、引き揚げてから80年近くたった今も、故郷・留別(るべつ)村を思い出さない日はない。島について知る人が年々少なくなる中、当時の暮らしぶりや旧ソ連軍の侵攻、2年間のロシア人と...
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1950年代に国後島・古釜布で行われたメーデーのパレード

1950年代に国後島・古釜布で行われたメーデーのパレードとされる写真。国後島の郷土博物館に所蔵されている。背景にある木造2階建ての建物は「澤崎旅館」。
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Project Hula(プロジェクト・フラ)—南樺太と北方四島を含む千島列島侵攻に使用された米国艦船

日本との戦争における米ソ極秘協力「プロジェクト・フラ」により米海軍からソ連海軍に移管された艦船(149隻)は、1945年8月--9月のソ連軍による樺太南部と千島列島、そして北方四島への侵攻・占領に使用された。◉1945年8月16日 樺太・塔...
北方領土ノート

米海軍からソ連海軍に移管された艦船数 145隻から149隻に訂正 日本との戦争における米ソ極秘協力「プロジェクト・フラ」で

「付録1945 年 5 月から 9 月までの間にプロジェクト・フラの下でソ連に移管された米海軍戦闘艦」リスト(Project Hula: Secret Soviet-American Cooperation in the War Again...
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米ソ極秘協力「プロジェクト・フラ」に関する政府の認識と見解を問う質問主意書

「アメリカとソ連の極秘作戦『プロジェクト・フラ』について、政府の認識と見解を伺う」質問主意書(齊藤健一郎参議院議員提出)が令和6年2月13日に参議院議長に提出され、同年2月22日に岸田文雄内閣総理大臣名で「ソビエト連邦による北方四島占領に関...
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全国の議員ら北方領土学ぶ 根室で「龍馬プロジェクト」研修会

【根室】全国の若手首長や地方議員らでつくる政策集団「龍馬プロジェクト」の全国会北海道ブロック研修会が、根室市で初めて開かれた。北方領土について元島民2世ら4人が報告し、全国から集まった議員ら9人が耳を傾けた。(北海道新聞根室版2024/4/...
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加賀伝蔵の半生、絵本に 江戸時代末期のアイヌ語通訳 別海町郷土資料館が制作

別海町郷土資料館は、絵本「アイヌ語通辞(通訳)加賀伝蔵物語」を制作した。江戸時代末期に野付半島などでアイヌ語通訳として活躍した加賀伝蔵の半生を分かりやすくまとめた。当時のアイヌ社会に深く関わった生涯がイラストタッチで描かれており、子供から大...
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「宝引き」– 北方四島で冬に行われた娯楽

「国後島民の会」の令和6年度通常総会が17日、千島会館で開かれました。総会終了後の懇親会の余興として行われた「宝引き(ほうびき)」の様子です。水晶島の元島民・橋本三治さんによると、「二メートルくらいの縄を十五本ほど束ね、一本に鈴を付けてそれ...