北方領土ノート 北方領土に新たな湖か 歯舞・色丹で地盤沈下進む 衛星画像分析、東方沖地震が影響か 北方領土の歯舞(はぼまい)群島と色丹島で地盤沈下が進み、過去40年間に地形が大きく変化している可能性が高いことが分かった。北海道新聞が40年間の衛星画像と戦前の地図を基に分析した。色丹島が約50センチ沈降した1994年の北海道東方沖地震など... 2024.02.06 北方領土ノート北方領土遺産
北方領土ノート 自由に渡れぬ島の記憶、どう継承 北方領土と硫黄島の島民の子孫らが東京でシンポ 北大スラブ・ユーラシア研究センターは20日、北方領土と硫黄島(東京都小笠原村)をテーマにしたシンポジウム「戦争、国家、失われた故郷」を東京都港区の明治学院大白金キャンパスで開いた。北方領土と硫黄島の島民の子孫らが戦後80年を目前にしても自由... 2024.01.21 北方領土ノート北方領土遺産
北方四島の話題 もう一つの「材木岩」 国後島オキツウスの柱状節理 国後島の柱状節理はオホーツク海に面したストルブチャティ岬(材木岩)だけではない。島の反対側、太平洋側にもいくつか柱状節理が見られる場所がある。写真はヴァレンティーナ・テレホワさん撮影(「南クリルの観光」テレグラム2024/1/19)※国後島... 2024.01.20 北方四島の話題北方領土遺産
北方領土遺産 択捉島に米軍の捕虜収容所 1993年に米露が米兵捕虜の墓を合同調査 ビザなし交流が始まって2年目にあたる1993年6月、米国とロシアが設置した捕虜・行方不明者(POW/MIA)に関する米露合同委員会の調査団が密かに択捉島を訪問し、第二次世界大戦で旧日本軍の捕虜となり択捉島で死亡したとされる米軍兵士の墓の調査... 2024.01.18 北方領土遺産
北方領土遺産 ソ連要員1万2,400人を訓練し、149隻の艦船を提供「これほど短期間に、これほど困難な訓練条件の下で、これほど多くの船舶を移送する作戦はこれまでなかった」…プロジェクト・フラ 海軍分遣隊3294「戦争日誌」添付資料 (1) は、移送されるHULA-2プロジェクトの指揮官報告書である。この報告書は、9 月の戦争日誌に代わるもので1945 年 3 月 19 日の開始以来のこの活動の運営を網羅している。アラスカ州コール... 2024.01.15 北方領土遺産
北方領土遺産 「プロジェクト・フラ司令官の報告書」(米国国立公文書館)を読む 太平洋戦争の末期に、米国が対日戦争に備えてソ連海軍の軍備増強を支援した極秘作戦「プロジェクト・フラ (PROJECT HULA)」--。米国が提供した149隻の艦船はソ連太平洋艦隊に移管され、南樺太や朝鮮半島、そして北方四島を含む千島列島の... 2024.01.14 北方領土遺産
北方領土遺産 ソ連占領下の紗那国民学校 子供たちは何を勉強したか 一時はスターリン憲法と伝記も 択捉島・紗那国民学校の青田武貴校長(故人)が残した『紗那国民学校経過報告書』によると、昭和21年1月、すべての教科書に対してソ連側の検閲が行われ、皇室に関する記述をはじめ戦争や神々に関するものは全部削除されたという。また、修身、国史、地理は... 2023.12.28 北方領土遺産
北方領土遺産 1946年9月9日 ソ連占領下の紗那国民学校 校庭で遊ぶ日本とソ連の子供たち ソ連占領から約1年後の1946年9月9日、択捉島の紗那国民学校の校庭を写した2枚の写真がある。ソ連が島に派遣した学術調査団に随行していたソ連人の写真家イワン・ステパノビッチ・クワチが撮影したもので、撮影日時と場所が記録されている。写真のキャ... 2023.12.28 北方領土遺産
北方領土遺産 紗那国民学校の「御真影」の顛末 ソ連の手で汚されてはならないと奉焼 択捉島・紗那国民学校の最後の校長を務めた青田武貴さん(故人)が残した「紗那国民学校経過報告」で、青田校長がいの一番に記しているのは「御真影奉護に関する件」だった。 御真影とは「天皇と皇后の写真」で、各学校には教育勅語の謄本とともに御真影を納... 2023.12.27 北方領土遺産
北方領土遺産 択捉島『紗那国民学校経過報告書』ソ連占領下で何が行われたか 今年1月に焼失した択捉島・紗那国民学校の最後の校長を務めた青田武貴さん(故人)は、1945年8月15日の「終戦の日」から、ソ連軍占領下での国民学校の出来事を「紗那国民学校経過報告」として記録していた。◉御真影奉護に関する件(勅語詔書) 昭和... 2023.12.27 北方領土遺産