国後島の話題

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北方四島でガソリン不足深刻 国後島は2週間続けて入荷なし

クリル諸島の住民は定期的にガソリン不足に見舞われているが、ここ数ヶ月、状況は特に深刻で、国後島では2週間連続で燃料がない可能性がある
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北方領土・国後島の漁業会社に罰金20万ルーブル 国境通過の際、正しい位置を通知する義務に違反 トロール漁船が国後島と韓国を往復

国後島ユジノクリリスク(古釜布)の南クリル・リボコンビナート(漁業・水産加工場の会社)所有のトロール漁船「アスビョルン号」が国境警備隊に誤った位置情報を送信し国境を越えたため、40万ルーブルの罰金を科せられた。
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北方領土・国後島の企業代表「古釜布に燃料貯蔵施設の建設を」検察官に支援要請

国後島のユジノクリリスク地区検察官デニス・コズロフ氏とサハリン州の起業家権利保護委員アンドレイ・コヴァレンコ氏は、企業代表者との合同レセプションを開催した。この中で、企業代表者らは島への燃料輸送のための補助金問題と、ユジノクリリスク(古釜布)に燃料と潤滑油の貯蔵施設を設置するよう訴えた。
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北方領土・国後島のクリル自然保護区 野鳥観察で86種の営巣記録 カンムリカイツブリ、オオムシクイは初めて確認

国後島のクリル自然保護区の研究者らは、国後島における鳥類のモニタリング結果をまとめた。今年は83種の鳥の営巣を記録したが、その中で、カンムリカイツブリの営巣が初めて確認されたほか、オオムシクイの営巣の可能性を示すデータも得ることが出来た。
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北方領土・南クリル地区の女が飲酒運転の処罰を逃れるため警察官に暴力 最長5年の懲役刑に直面

南クリル地区在住(※記事では居住地を明示していないが、国後島か色丹島)の女が、交通警察官に暴力を振るった罪で裁判にかけられる。今年9月、交通警察官が飲酒運転の疑いがある車を止めた。運転していた女は飲酒運転を認めず、少なくとも2回にわたりすねを蹴った。(サハリン・メディア2023/10/28)
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国後島・大岬で絶滅危惧種のゼニガタアザラシ58頭の大群を確認 クリル自然保護区の研究者

10月5日、同保護区の研究者セルゲイ・ステファノフさんは、ユジノクリリスキー岬沖の岩の上で休んでいる58頭の群れを観察した。保護区によると、これは近年この場所で確認されたゼニガタアザラシの最大の群れの1つだという。10月24日には、別の30頭の群れが目撃された。
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国後島の男性、タトゥーがもとで刑事事件に 過激派組織のシンボルを公然と表示した疑い

ロシア捜査委員会は、解散させられた過激派組織のシンボルが描かれたタトゥーを体に彫っていた国後島の男性に対して刑事訴訟を提起した。
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ロシアの携帯電話事業者「T2」
北方領土を訪れた加入者のトラフィック調査実施
旅行中の通話時間800万分以上、150万ギガバイトをダウンロード  

ロシアの携帯電話事業者T2は、今年1月から8月まで北方領土を訪れた加入者の活動を調査。島を訪れたT2利用者は前年より13%増加し、旅行中に800万分以上通話し、150万ギガバイトをダウンロードした。利用者の間で最も人気の場所は、国後島のユジノクリリスク市(古釜布)とラグンノエ湖(ニキショロ湖)、択捉島のキトヴィ村(内岡)だった。
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国後島・秩苅別「白いヒグマの子を撃たないで」ダーチャの所有者訴える

国後島のトレチャコボ(秩苅別)のダーチャに、体が銀色の毛(※日本側は白いヒグマと呼ぶ)でおおわれた子グマが母グマと一緒に頻繁に訪れている。ダーチャの持ち主は「ここにしかいない銀色のクマは中国のパンダのようにクリル諸島(北方四島)のシンボルになっている」として、駆除しないよう求めているが、地域住民の間で意見は分かれている。
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国後島・古釜布 ウクライナで戦った住民に「勇気勲章」授与

国後島ユジノクリリスク(古釜布)出身のアレクサンドル・オスノヴィンさんは、ウクライナでの特別軍事作戦で戦闘任務を完璧に遂行したとして第2級勇気勲章を授与された。