国後島の話題

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北方領土・国後島の泊村 ロシア名「ゴロブニノ」のはずが「ゴロヴィノ」に誤記

テレグラムチャンネル「南クリル諸島の観光」を運営するオクサナ・リズニッチさんは、北方領土・国後島にある村の地名に誤りがあることに気付いた。観光ツアー用のパンフレットには「ゴロヴィンスキー断崖」と「ゴロヴィノ」と言う表記があり、この地名がどこから来たのか不思議に思っていたが、道路標識に「ゴロブニノ(Головнино)」ではなく「ゴロヴィノ(Головино)」と表記されていた。ここにすべての由来があるようだ。
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北方領土・国後島で冬季の水鳥生息調査、683羽を確認

1月18日から19日にかけて、ロシアで冬季の水鳥を数えるキャンペーン「グレーネック」が開催された。北方領土・国後島のクリル自然保護区の職員も参加し、鳥類学的なカウントを実施した。同保護区の職員は南クリル岬(大岬)、南クリル湾(古釜布湾)とセレブリャンカ川(フルカマップ川)河口付近で観察を行った。観察中に683羽の鳥を記録した。
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南クリル地区議会 色丹島選出議員が初めてオンラインで議会に出席

国後島、色丹島、歯舞群島を管轄する南クリル地区の臨時議会が国後島ユジノクリリスク(古釜布)の地区行政府内で29日開催され、色丹島選出の議員たち5人が初めてオンラインで議会に出席した。
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国後島の36歳の男 飲酒運転を繰り返し起訴 最長2年の懲役刑に直面

飲酒運転で2度捕まった北方領土・国後島ユジノクリリスク(古釜布)在住の36歳の男が最長2年の懲役刑に直面している。
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発展する国後島、色丹島 2019年以降38棟824戸のアパート建設 

国後島と色丹島、歯舞群島を管轄する南クリル地区のパベル・ゴミレフスキー市長は、ユジノクリリスク(古釜布)の都市型集落における国家プロジェクト「生活のためのインフラ」の一環として、サハリン州政府の支援を得て、住宅、医療、交通インフラ、教育、文化の建設が継続されると述べた。
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戦後80年、北方領土の日本人島民とロシア人島民

国後島在住の元教師で同地区の名誉市民でもあるユーリ・アレクセーエヴィッチ・コロビツィンさんが75歳の誕生日を迎えるという記事が行政府のテレグラムで紹介されていた。今年は戦後80年、北方四島へのソ連軍侵攻から80年でもあるが、この元教師はソ連軍侵攻から5年後に島で生まれたことになる。四島で生まれたロシア人島民の最初の世代だ。
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2025年の予備役訓練 誰が召集されるのか?ウクライナ戦線に送られるのか?

1月16日、プーチン大統領は、ロシアの予備役を軍事訓練に召集する法令に署名したとタス通信が報じた。これは毎年恒例の行事だが、2025年はどのように行われるのか、誰が召集されるのか、予備役はウクライナ東部戦線に送られるのか?
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北方領土の自然保護区を守る 国家検査官の仕事

国後島のクリル国立自然保護区保安局が2024年の活動報告をまとめた。国家検査官は、クリル自然保護区の領域(国後島) 6万5,900ヘクタールとマロ・クリル保護区(色丹島と歯舞群島)の 6万7,900ヘクタールを監視している。マロ・クリル保護区の 3 人を含め、保安局には10人の国家検査官がいる。
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北方領土・国後島の近布内に新しい診療所が完成 2月に中央ロシアから勤務医が到着

北方領土・国後島にある人口545人のオトラダ村(近布内)に新しい診療所がオープンした。診療所の面積は394平方メートルで、診察予約やさまざまな医療処置を行うための医療機器がすべて揃っている。
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国後島での正教復活の歴史と公現祭の沐浴

教区の初代主教アルカディ司教は1993年に国後島を訪れ、ユジノクリリスク(古釜布)の地区行政の集会所で3日間、礼拝を行った。大人も子供も洗礼を受けた。ついこの間まで無神論者だった地区執行委員会、ソビエト共産党地区委員会の職員らが集会所に家族全員でやって来て、アルカディ司教から洗礼を受けたことは驚くべきことだった。3日間で、住民50人以上が正教を受け入れた。