カムチャツカやクリル諸島(北方四島を含む千島列島)、サハリン、沿海地方、マガダン州の港の間で運航される新しいフェリー「ペトロパブロフスク」の海上試験が行われている。
「ペトロパブロフスク」は、連邦国家プログラム「輸送システムの開発」の一環として、ロスモレックフロートがクリミア共和国のブトマ造船所で建造しており、2025年に納入される予定。
新型フェリーは約150人の乗客のほか、車、バス、貨物コンテナを運ぶことができる。船の全長は119.99メートル、幅は17.91メートル、メインデッキまでの高さは7.5メートル、喫水は4.5メートル。主エンジンの最大出力は2x3500kW。
当初、同船の建造は2021年12月に完了する予定だった。国家契約の費用は31億ルーブル
だったが、2022年にロシア政府は契約の価格を約38億ルーブルに引き上げることを承認した。(portnews.ru 2025/2/14)

