択捉島・紗那の郷土博物館で「軍事愛国」テーマに特別展示ブース開設

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北方領土・択捉島クリリスク(紗那)にあるクリル郷土博物館(エレナ・グルゾヴィコワ館長)はプーチン大統領が2025年を「祖国防衛者の年」と宣言したことから、島内に司令部を置く第18機関銃砲兵師団の指揮官を勤めシリアで戦死した「ロシアの英雄」ワレリー・グリゴリエヴィチ・アサポフ中将に関する特別展示ブースを開設した。

80周年を迎える大祖国戦争におけるソビエト人民の偉業と、ロシアを防衛した人々の偉業を永続させることを目的として企画した。

グルゾヴィコワ館長は「軍人としてのキャリアにおいて、アサポフ中将は何度も武力紛争の最前線に立たされた。彼は特に困難な場所に派遣され、そこでプロ意識、決断、勇気を発揮した。この勇敢な祖国防衛者の偉業の記憶を保存し、若者の愛国心を育むのに役立つことを願っている」と話している。(択捉島の地元紙「赤い灯台」テレグラム2025/1/22)

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