2月7日に開催されたサハリン州クリル地区議会で、北方領土・択捉島のクリル地区行政府の人事に関する2つの決定が下された。

同日就任したばかりのコンスタンチン・イストミン市長の要請により、議員らはイルダール・ズファロヴィチ・アクターリエフ氏を副市長に、ジャンナ・ウラジミロヴナ・ルブツォワ氏を市有財産管理局長に任命する人事案件を満場一致で承認した。
ジャンナ・ルブツォワ氏は、1987年に択捉島で生まれ、2020年から行政府でさまざまな役職に就いている。
イルダール・アクターリエフ氏は1974年にチュメニ地方で生まれ、モスクワロシア経済大学とモスクワロシア大統領国家経済・行政アカデミーを卒業。建設会社を経てプレスネンスキー地区行政府、モスクワのイズマイロヴォ地区の副市長を務め、2020年から2025年までユジノサハリンスクの副市長だった。(択捉島の地元紙「赤い灯台」2025/2/7)
