択捉島・紗那で「祖国防衛者の日」を祝う式典開催

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「祖国防衛者の日」の2月23日を前に、北方領土・択捉島クリリスク(紗那)の地区文化スポーツセンターで祝賀コンサートが開催された。

第一部の式典では、クリル地区と北クリル地区の軍事委員であるナイル・ギザトゥリン氏とクリル地区行政のヴェロニカ・ロドマキナ副市長が挨拶。ウクライナ戦争に参加し、軍事的功績により「勇気勲章」を授与されたレイドヴォ村(別飛)のニコライ・ツェネフ氏、コンスタンチン・シャポヴァル氏、ドミトリー・ヴォロビョフ氏の3 人にメダルが贈られた。

第2部では音楽と演劇が披露され、小学生からプロのパフォーマーまで、さまざまな年齢層の約100人のアーティストが参加した。大祖国戦争の戦場から帰還できなかった兵士、ドイツ軍の支配下で苦難と窮乏を経験し、屈することなく祖国を裏切らなかった一般住民に敬意を表した。それは時に涙が流れ、喉が詰まるほどの感動を呼び起こした。(択捉島の地元紙「赤い灯台」テレグラム2025/2/21)

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