北方領土・択捉島を行政区域としているクリル地のコンスタンチン・イストミン市長とイルダール・アクタリエフ第一副市長が25日、財務状況が悪化している市営企業「ジルコムセルヴィス」を実務訪問した。
市長は、地区住民の生活の質に直接影響する公共サービスの中断のない運用と設備の修理作業のタイムリーな実施の確保という問題に特に注意を払った。
「ジルコムセルヴィス」は困難な時期を迎えており、財政支援を必要としている。近い将来、企業の財政状況を改善するための措置が講じられる予定である。これにより、業務の効率が向上するだけでなく、地区の住民に高品質で信頼性の高い公共サービスが提供される。
「ジルコムセルヴィス」は従業員の給料を1年間支払っていなかったことから、従業員たちが未払い賃金の支払いを求めて民事訴訟を起こし、勝訴している。(sakh.online 2025/2/26)