サハリン—択捉島便の料金8,000ルーブルに値上げ 地元住民も州外観光客も同一料金に

択捉島の話題

オーロラ航空は3月24日からサハリン—択捉島便の料金を現行6,900ルーブルから8,000ルーブルに値上げする。

サハリン州政府はオーバーツーリズム対策として、州内に登録されていない非居住者の料金を地元住民より2倍以上高く設定し、3月1日から値上げする方針を示していたが、結局同一料金にすることで落ち着いた。何かがうまくいかなかったようだ。択捉島の地元紙「赤い灯台」が同社に確認した。

非公式情報によると、最終決定を下す人たちの間で意見が分かれた。「この措置は地元住民の利益を守るためのもので、観光シーズンのピーク時にチケットが購入できないと不満を訴えた市民、特にクリル諸島の住民からの訴えに応えたものだ」と言う人もいた。

一方で、観光客向けの料金の急激な値上げに反対する人たちは「これでは観光客がサハリンへの旅行を敬遠する恐れがある」と述べた。結局、中間の合意に達した。チケットは値上げするが、地元住民も非居住者も同じく 1,100 ルーブルの値上げに落ち着いた。

ただし、この料金は5 月 31 日までとされており、それ以降に何が起こるかは、時が経てばわかるだろう。(「赤い灯台」2025/3/19)

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