5月3日朝、択捉島・別飛のオーリャ湾(オーヨ湾)で、地元住民のセルゲイ・アセーエフ氏が日本から飛来した伝書鳩(レース鳩)を撮影した。赤い足環がはめられており、鳥類学者によると、日本人が鳩に付ける印だという。
日の出ずる国(日本のこと)から択捉島に鳩が飛来するのは珍しいことではあるが、特に驚くような出来事ではない。つい最近、沿海地方でも同様の事例があった。ナホトカ港で、同じ足環を付けた鳩に出会ったのだ。
専門家によると、日本の個人鳩飼育者は、愛鳩の飛行距離と飛行速度を競うコンテストを定期的に開催しているそうだ。しかし、霧や嵐の際には、鳩の「ナビゲーション装置」が故障し、ロシアの海岸に飛んでくるのだ。
これは決して驚くような出来事ではないが、美しく、栄養たっぷりの伝書鳩を鑑賞する絶好の機会ではある。(択捉島の地元紙「赤い灯台」テレグラム2025/5/3)

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