大戦勝利80周年の記念すべき節目を前に、国際アクション「記憶の庭」がロシア国内および海外で開催されている。クリル地区の択捉島クリリスク(紗那)では、中等学校の生徒たちが、校長でありクリル市議会議員でもあるアンドレイ・ゴルバチョフ氏と共に、クリルサクラ(チシマザクラ)の苗木を植樹した。苗木は、国営企業「サハリン森林局」のクリル支局から提供された。
このアクションの主目的は、全国で2,700万本の植樹を行うこと。一本一本の苗木は、大祖国戦争(ナチスドイツとの戦争)で亡くなった2,700万人の人々の記憶を象徴している。2025年は、祖国防衛年でもあり、このイベントはさらに大きな意義を持つ。このイベントは、プーチン大統領の主導のもと実施されている国家プロジェクト「環境福祉」の一環として開催される。(エトロフ・ニュース2025/5/6)


