択捉島・紗那墓地 9日の戦勝記念日を前に慰霊式

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択捉島クリリスク(紗那)の礼拝堂で8日、大祖国戦争とウクライナでの特別軍事作戦において祖国を守った兵士たちを追悼する礼拝が行われ、出席した市民らは礼拝の後、市営墓地に眠る退役軍人の墓に花を手向けた。

主顕教会のロマン神父は「祖国を守り、そして復興を果たした英雄たちの記憶は永遠に私たちの心の中に生き続けるでしょう。いつの日か礼拝堂の近くに公園が建設され、それが一種の「記憶の道」となることを期待しています」と語りかけた。

クリル地区のコンスタンチン・イストミン市長は「退役軍人とその功績の記憶を保存することは、すべての市民の神聖な義務です」と挨拶した。この後、出席者は礼拝堂から墓地へ移動し、退役軍人の墓に花を手向けた。(択捉島の地元紙「赤い灯台」2025/5/8)

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