択捉島・紗那で基礎軍事訓練サハリン州大会が開幕 生徒がカラシニコフ射撃訓練

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択捉島クリリスク(紗那)で25日、12歳以上を対象にした初期軍事訓練の基礎(ONVP)を競う第3回サハリン州基礎軍事訓練大会が開幕した。州内7市町村の8つの教育機関の生徒48人が参加している。

この大会は青少年の愛国心育成と基礎軍事訓練スキルの向上、そしてチームスピリットの強化を目的として開催される。学校チームの優秀な代表選手が一堂に会する場となっている。初日はクリリスク中学校を訪れ、近代的な学校設備を見学した。夜には交流会が行われ、親睦を深めた。

競技会では、基礎軍事訓練の基礎的理論を確認するため、生徒とチームの指揮官役の教師が試験を受けた。理論に続いて、実技試験として射撃訓練が行われ、生徒たちはカラシニコフAK-74アサルトライフルの分解と組み立て、弾倉への装填、標的への射撃を行った。競技会は5月30日まで続き、行進やオリエンテーリング、医療訓練の後、最終試験が生徒たちを待ち受けている。(サハリン・メディア 2025/5/27)

一番の人気はレーザー銃とセンサーを使用した「レーザータグ」競技

現在クリリスクで開催されている第3回基礎軍事訓練大会の参加者の間で最も人気のある競技の一つが、レーザータグだ。これは、安全なレーザー兵器と命中を記録するセンサーを用いたチーム制の軍事戦術ゲーム。プレイヤー(戦闘員)は、センサーが取り付けられた軽量の防弾チョッキを着用。頭部にもセンサーが取り付けられている。レーザーが敵のセンサーに当たると青く点灯し(これは戦闘員が負傷していることを意味する)、連続して命中すると赤く点灯する。これは死亡したことを意味し、撃たれた戦闘員は手を上げて素早くその場を離れる。ラウンドごとにスタート位置が入れ替わり、相手チームのプレイヤー全員が命中するか、制御時間が経過すると、そのラウンドは終了する。(赤い灯台テレグラム2025/5/29)

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