運休していた択捉島—ウラジオストク直行便が再開

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長らく運航休止となっていた択捉島と沿海地方の首都ウラジオストクを結ぶ直行便が再開された。4日には、50人の乗客を乗せたボンバルディア・ダッシュ8-Q400ターボプロップ機がヤースヌイ空港(クリリスク=紗那)に着陸した。この機種の座席数は70席。

運航スケジュールによると、クリリスク発ウラジオストク行きは木曜日と日曜日、ウラジオストク発クリリスク行きは月曜日と金曜日に運航される。択捉島発ウラジオストク行きの次の便は7月6日となる。エコノミークラスの料金は大人1名5,800ルーブル。1,800ルーブルの追加料金で、足元が広い最前列の座席をご購入できる。

択捉島の住民は、2023年末にユジノサハリンスクを経由することなく直行便でウラジオストクへ飛行する機会を得た。初飛行は12月7日に行われた。これは、この地域の航空史上、まさに新たなマイルストーンとなった。(択捉島の地元紙「赤い灯台」2025/7/4)

運航するオーロラ航空は当面7月3日から8月31日まで週2便とし、9月の運航に関する追加情報は後日発表するとしている。(citysakh.ru 2025/6/18)

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