択捉島の観光スポットの1つ、クリリスク(紗那)郊外のバンナチカ温泉。7日午後9時40分ごろ、2頭の子グマを連れた母グマが巨大チェス盤に現れた。当時、温泉施設は閉鎖されていたため、観光客への危険はなかった。チェス盤に登った母グマは、ある時点で妙な雰囲気を感じ、急いでその場を立ち去った、テレグラムチャンネル「ケシャコット」は伝えている。
専門家によると、バンナチカ温泉はクマが頻繁に現れる場所で、ここを歩き回っているのは主に若いクマと子連れのメスのクマ。オスのクマは単独で行動するクマを森から追い出し、メスのクマはオスから子を守るために子グマを人間の近くまで連れて来るという。オスは子グマを襲うことが多いからだ。(サハリン・メディア2025/7/9)
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